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元世界チャンピオン、ガシアンがパリ五輪組織委員会の要職を辞任

パリ五輪の組織委員会での競技部門の局長(スポーツ・ディレクター)を務めていたジャン−フィリップ・ガシアン(フランス)が辞任したことを発表した。
「パリ五輪で重要な役割を果たしてきたガシアンが辞めることは非常に残念なことです。彼がやってきたすべての仕事に感謝している」と関係者は語っている。

ガシアンは1993年の世界チャンピオンであり、1992年バルセロナ五輪の銀メダリスト。サウスポーからの超速攻ドライブプレー、紳士的かつ友好的な人柄と、甘いマスクを持つ卓球界のスーパースターだった。引退後は、インセップ(INSEP)というフランスのナショナルチームトレーニングセンターのチェアマン(代表)を務めていたが、パリ五輪に専念するために、その職は昨年1月に辞していた。

激務とストレスで健康を害したとの情報もあり、「プライベートな理由での辞任」としている。

 

1993年世界選手権で優勝した時のガシアン

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