17歳の松島輝空(木下グループ)が1月の全日本選手権で圧倒的な強さを見せ、初優勝を果たした。準決勝では世界ランキング3位の張本智和をも圧倒する成績を収め、その冷静さと自信は、年齢を感じさせない。松島は、「大会前には吉村真晴選手との試合が一番のヤマだと思っていましたが、今回は対策をしていたので良い感じでできました」と振り返る。
準々決勝を経て迎えた最終日には、「観客が増えて良い雰囲気だったので、その中で楽しみながら試合をしました。緊張もありませんでした」と語り、集中力を保った。準決勝の張本智和戦(張本企画)のポイントについては、「1ゲーム目と4ゲーム目が勝負でした。サービスの配球に気をつけながら、一球でも多く粘ることができました」と分析した。
3年後のロサンゼルス五輪に向け、「自分の良いプレーを安定してできるようにし、しっかり自分のプレーができる選手になりたい」と意気込みを見せた。最後に、「この1年以内に世界ランキングを一桁(ひとけた)にしたい」と目標を掲げ、さらなる成長を誓った。
明日発売の卓球王国4月号では7ページにわたって松島輝空の独占インタビューが掲載される。
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