カタール・ドーハで行われている世界卓球選手権・個人戦は大会6日目。大藤沙月、早田ひなが準々決勝進出を果たす中、張本美和も女子シングルス4回戦に臨み、ストレートで勝利してベスト8入りを決めた
●女子シングルス4回戦
張本美和 5、9、4、6 曾尖(シンガポール)
昨日の3回戦ではキム・クムヨン(北朝鮮)との熱戦を制した張本。4回戦ではA.ディアス(プエルトリコ)を破って勝ち上がってきた曾尖との対戦となった。
試合は序盤から張本ペース。1ゲーム目を5点で奪うと、2ゲーム目は競り合ったが、10-9の場面でバックストレートへのロングサービスでノータッチを奪って得点してゲームを連取。3ゲーム目も0-0から7連続
得点で引き離してあっという間に勝利に王手。4ゲーム目もリードを守ったまま試合を進め、快勝で準々決勝進出。パワーはあるが攻めの遅い曾尖をサービス・レシーブ、台上、ラリーで完璧に封じてみせた。
主導権を渡さず、完勝で4回戦を突破
曾尖はなすすべなく敗れた
今日は混合ダブルス、女子シングルス、女子ダブルスの3種目を戦う張本。混合ダブルスは王楚欽/孫穎莎(中国)に敗れてベスト8敗退となったが、続く女子シングルスでは圧勝。悪い流れを断ち切り、体力も温存して女子ダブルス準々決勝に臨む。
また、張本の準々決勝の対戦相手は王曼昱(中国)に決定。前々回女王を倒し、世界卓球個人戦初出場でのメダルを狙う。
張本とメダルをかけて戦う王曼昱。これまで張本には5戦全勝
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