カタール・ドーハで行われている世界卓球選手権は大会6日目。男子ダブルスでは準々決勝で林高遠/林詩棟が高承睿/林昀儒に敗れ、中国勢は同種目から全ペアが姿を消すことなった。
●男子ダブルス準々決勝
高承睿/林昀儒(チャイニーズタイペイ) 5、9、-5、8 林高遠/林詩棟(中国)
一昨日の男子ダブルス3回戦で梁靖崑/黄友政をフルゲームで破った高承睿/林昀儒は、2試合続けて中国勢との対戦となったが、林高遠/林詩棟も撃破。これにより、中国勢は男子ダブルスに出場の2ペアがどちらも敗退。男子ダブルスでは1975年大会以来、実に半世紀ぶりのメダル「0」が決定した。長く代表を支えてきた馬龍が去り、五輪と世界卓球を制した樊振東が代表を離れている中でも、50年ぶりのメダルなしはショッキングな結果だろう。
準々決勝で敗れたW林ペア
高承睿/林昀儒は中国ペアを連破してメダルが確定
中国勢は今日のシングルス4回戦でも苦戦。梁靖崑はチウ・ダン(ドイツ)を破って勝ち上がってきたジャービス(イングランド)にゲームを先行されながら4-2で勝利、王楚欽も同僚の林高遠を下したゴーズィ(フランス)にゲームカウント0-2から逆転勝利を収めてなんとかベスト8に進出となった。若きエースと期待される林詩棟も混合ダブルス、男子ダブルスでは海外ペアに敗れてメダルを逃し、残るシングルスにかける。
追い込まれてもしぶとい梁靖崑。ジャービスを振り切る
世界ランキング139位のジャービスは大健闘のベスト16
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