卓球王国 2025年8月21日 発売
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子どもたちの汗と涙と、努力の証。全日本ホカバ特別号、9月3日発売!

9月3日、いよいよ『全農杯 2025年全日本選手権 ホープス・カブ・バンビの部』の卓球王国特別号が発売される。
大会の会場は、言わずとしれた兵庫・グリーンアリーナ神戸。コロナ禍で開催中止となった2020年大会を除き、2003年大会から実に22大会連続で熱戦の舞台になってきた。

日本卓球協会主催の全国大会は、各ブロックごとの「持ち回り」で開催される大会がほとんど。ひとつの都道府県で連続で行われているのは、やはり小学生の団体戦の全国大会である全国ホープスと、この全日本ホカバぐらい。グリーンアリーナ神戸はまさに小学生プレーヤーたちの聖地だ。

連日、晴天が続いた今年のホカバ。青空にそびえ立つグリーンアリーナ神戸

ちなみに22年前、2003年大会の優勝者は、男子ではホープス優勝が松平健太選手、カブ優勝が吉村真晴選手、バンビ優勝が田添健汰選手。後に世界代表として日の丸をつけた、錚々(そうそう)たる顔ぶれだ。翌年の2004年大会では、全農オフィシャルアンバサダーとして開会式にサプライズで登場した石川佳純さんが、ホープス女子で優勝している。

2003年大会のホープス男子チャンピオン、松平健太選手。凛々しいです

特別号には出場した1,006名の選手のうち、およそ950名の選手が掲載されている。自分たちで作った雑誌にこんなことを言うのもおかしいけれど、お子さんやお孫さん、クラブの先輩や後輩が誌面に載っている方々がうらやましい。

毎日頑張って、練習に汗を流して、小さな手のひらにつかんだ大会への切符。この特別号に載ることが、子どもたちの努力の証、ひとつの勲章だと感じてもらえたら、こんなにうれしいことはない。

再び大会の歴史を振り返ると、10年前の2015年大会で優勝した選手のうち、今年の世界卓球ドーハ大会(個人戦)には張本智和(ホープス男子)、木原美悠(ホープス女子)、松島輝空(バンビ男子)、張本美和(バンビ女子)と4名もの選手が出場している。

今大会のチャンピオンや、出場した選手の中にも、きっと10年後に日の丸をつけている選手がいるだろう。10年後、この特別号のページを開いてじっくり眺める日が来ることも、密かに楽しみにしている。

2015年大会のホープス男子優勝とバンビ女子優勝、張本智和選手&張本美和選手

 

ホープス女子の出場選手大集合。きっとこの中に、未来のトップ選手がいる!

 

【卓球王国特別号 全農杯 2025年全日本選手権 ホープス・カブ・バンビの部】

 

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