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全日本カデット男子ダブルスは大野颯真/小林右京が2連覇を達成。大野は決勝での双子対決に勝利

 本日から広島・グリーンアリーナで全日本選手権カデットの部が開幕。まずは男女ダブルスの決勝までが行われ、男子は大野颯真/小林右京が頂点に立った。

 

【男子ダブルス】
優勝:大野颯真/小林右京(木下アカデミー)
準優勝:榎本潤平/大野斗真(野田学園中)
3位:原澤駿太/丹波颯音(愛工大名電中)、柴田洸/沢田琉聖(木下アカデミー)

 

 男子ダブルスは大野/小林が2連覇を達成。同一ペアでの2連覇は2007・08年大会の町飛鳥/丹羽孝希以来となった。決勝は同じ木下アカデミーの柴田/沢田をストレートで破った榎本/大野と対戦。1・2ゲーム目はジュースにもつれ両ペアともゲームポイントを握ったが木下ペアが連取して一気に王手をかける。3ゲーム目も競り合いとなり、野田学園ペアが奪い返すも4ゲーム目は9-9から木下ペアが連取して優勝を決めた。

 右利き同士のペアながら台に近い位置で動き回り、見事な連係を見せた大野/小林。今年の全中シングルス1・2位ペアが強さを見せる優勝となった。また、大野颯真は昨年の全日本カデット13歳以下シングルス、今年の全中シングルスに続いて双子の兄・大野斗真との対戦になったが、接戦の末に勝利。昨年の全日本カデット13歳以下シングルスでは斗真に敗れており、今大会の14歳以下シングルスでは勝ち上がると準決勝での対戦となる。

優勝:大野颯真/小林右京

 榎本/大野は初戦で中﨑/川口(YOYO TAKKYU)にいきなりゲームカウント0-2でリードされ、苦戦のスタートとなったが、次第に榎本の思い切りの良いプレーと大野の前陣でのカウンターが冴えて決勝進出。木下ペアに対しても十分勝機はあったが、あと1点を奪いきれなかった。

準優勝:榎本潤平/大野斗真

3位:原澤駿太/丹波颯音

3位:柴田洸/沢田琉聖

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