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パリ五輪選考問題、日本卓球協会の要望がIOC、ITTFに通り、選考基準が固まる

パリ五輪選考会 全農カップTOP32船橋大会で、日本卓球協会の宮﨑義仁専務理事が記者団に、「今までメディアの方々、数度選手にも説明してきましたが、10月24日付で日本卓球協会はITTF(国際卓球連盟)、IOC(国際オリンピック委員会)に、パリ五輪の団体戦の2名(シングルス枠)はNF(この場合は日本卓球協会)、NOC(この場合は日本オリンピック委員会=JOC)が選ぶという文言を入れてもらいました。一安心です。これで『パリ五輪日本代表の選考の考え方』ではなく、最終的な『パリ五輪選考基準』として早ければ12月の日本卓球協会理事会で承認を得ることができる」とコメントした。

これはIOCとITTFが7月に発表した五輪選手出場資格では、団体戦の出場資格を得たNOCはシングルス枠2名を獲得できる。ただし、その2名は世界ランキング上位2名という記述されていた。これは東京五輪以外の過去の五輪を見ても珍しくはないやり方だったが、日本卓球協会は昨年秋の段階で、日本は世界ランキングではなく、国内選考会を中心とした独自の選考方式でシングルスに出る2名を決めると決め、団体戦の3番手は協会が決めるという方針を早々と打ち出したために、7月にIOCが発表した出場資格との間に食い違いが発生していた。

10月24日付の追記では、「世界ランキングによって選ばれる資格のある選手をNOCが拒否した場合、割当(2名分)が満たされるまで、次の世界ランキング上位選手を選ぶというプロセスを繰り返す」という部分が宮崎専務理事が語っている意味である。

選手の間でも憶測が流れ、最後は今までのように世界ランキング上位者が選ばれるのではという懐疑的な雰囲気はこれで消えることになる。

日本は選考対象となる13の大会での獲得ポイントとTリーグでの勝ち点の合計の上位2名がパリ五輪のシングルス出場となる。

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