8月29日に競技がスタートした「パリパラリンピック卓球競技」。大会日程の前半はダブルスが行われ、日本から出場の3ペアは初日から試合に臨んだ。
男子ダブルスMD8(車いす)に出場した七野一輝/齊藤元希(上写真/右が七野)は、国際大会でパラ世界選手権優勝の韓国ペアに勝利するなど、ペア歴は浅いものの、プレースタイルがうまく噛み合ったペアで、勝ち上がりが期待されていた。1回戦でADDIS Christopher/CHEN Jessy(オーストラリア)に3-0で勝利したが、メダル決定戦となる準々決勝では、パラ強豪国であるタイのCHAIWUT Wanchai/GLINBANCHEUN Yuttajakに0(4-11,6-11,7-11)3で敗れた。
また男子ダブルスMD18(立位)に出場した八木克勝/舟山真弘は、初戦となる2回戦(ベスト8決定)でCHOJNOWSKI Patryk/GRUDZIEN Piotr(ポーランド)に1ゲーム目を先取したものの、1(14-12,7-11,9-11,0-11)3で敗れた。
混合ダブルスXD17(立位)に出場した岩渕幸洋/友野有理(下写真)は、1回戦でSIMION Bobi/CIRIPAN Camelia(ルーマニア)に3-0で勝利するも、2回戦でMANARA Luiz Filipe/RAUEN Danielle(ブラジル)に1(9-11,11-7,7-11,6-11)3で敗れ、ベスト16で終わった。
今大会から採用されたダブルス競技で日本勢のメダル獲得はならなかったが、9月1日からスタートするシングルスでは、9名の日本代表選手がメダルに挑む。
(写真:ITTF)
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