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東京2025デフリンピック 川口功人が中国撃破も日本は男子シングルス3回戦までで敗退

 東京体育館で開催されている東京2025デフリンピック卓球競技は4日目.。今日は男女シングルスの決勝トーナメントが行われており、決勝までが行われる。日本男子は灘光晋太郎と川口功人が3回戦(ベスト8決定戦)に進んだが、このラウンドで敗れた。

 

【男子シングルス】
●1回戦
川口功人 4-0 クロフスキー(ポーランド)
亀澤史憲 4-0 ヤルシンカヤ(トルコ)

●2回戦
川口功人 4-1 リン・クァン(中国)
灘光晋太郎 4-0 リーラビワット(タイ)
タキナシュ(ラトビア) 4-3 亀澤史憲

●3回戦
L.クレーマー(オーストリア) 4-0 川口功人
ティエン・ジーピン(中国) 4-0 灘光晋太郎

 

 川口は混合ダブルス、男子ダブルスでも対戦して敗れていたリン・クァンを2回戦で撃破。持ち味の健脚を生かしてフォアドライブを連発して中国の一角を破った。

 ベスト8入りをかけたL.クレーマーと対戦でも2回戦の勢いのまま1ゲーム目終盤までリードしたが、このゲームを逆転で落とすと、0-2で迎えた3ゲーム目も9-5から逆転で奪われる。L.クレーマーの堅い両ハンドにつかまって台から下げられる展開が続き、無念の敗戦となった。

ダブルス2種目で敗れていたリン・クァンにリベンジを果たした川口功人

3回戦で敗れた後はベンチから動けず

 

 初戦の2回戦を危なげなく突破した灘光だったが、ティエン・ジーピン相手にはなかなか得点の糸口を見出せずに完敗。亀澤はタキナシュを相手にゲームカウント3-0とリードしたが追いつかれ、最終ゲームではマッチポイントも握ったが、フルゲームジュースで大逆転負けを喫した。

灘光晋太郎はティエン・ジーピンに完敗を喫した

勝利まであと1点。悔しい逆転負けとなった亀澤史憲

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