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東京2025デフリンピック団体戦 日本男子は銅メダル。日本女子は中国と金メダルをかけて対戦

 東京体育館で開催されている東京2025デフリンピック卓球競技は男子団体準決勝と女子団体決勝リーグ第2試合が行われ、日本男子は準決勝で敗れて銅メダル、日本女子は3-0で勝利して中国と金メダル決定戦に臨むこととなった。

 

【男子団体】
●準決勝
〈チャイニーズタイペイ 3-0 日本〉
○ヤン・ジュンツン 3-2 伊藤
○ワン・イーシャン 3-2 川口
○カオ・ユーチュン 3-1 亀澤

 

 日本はこれまで3番起用の伊藤をトップに起用。好調ぶりを見せて実力者のヤン・ジュンツンに迫ったが、巧みな緩急とコース取りの前に黒星スタートとなる。続く2番のエース対決ではバランスの取れた両ハンドのワン・イーシャンに対し、川口も足を使って対抗して最終ゲームへ。最終ゲームも終盤まで点差が離れなかったが、川口が9-10とマッチポイントを握られた場面で相手のボールがエッジイン。あとわずかに及ばず、川口は床に倒れ込んだ。

 3番の亀澤から逆転を狙いたいところだったが、カオ・ユーチュンもラリーに強く、苦しい展開となって1-3で敗戦。各マッチとも接戦を展開しながらも、0-3で敗れた日本。それでも地元で2大会連続のメダルを手にして大会を終えた。

アンラッキーな失点での幕切となった川口

亀澤も好ゲームを展開したが惜敗

 

【女子団体】
●決勝リーグ第2試合
〈日本 3-0 ポーランド〉
○山田萌心 3-0 レシジンスカ
○亀澤理穂 3-2 ディシュケビツ
○木村亜美 3-0 スミシェフスカ

 

 決勝リーグ第2試合に登場した日本は第1試合で中国に敗れたポーランドと対戦。トップでは山田萌が解消すると、2番では亀澤が相手エース・ディシュケビツの回転量あるドライブに押されながらもラリー戦を制して勝利に王手。予選リーグ第1試合以来の出場となった木村もスミシェフスカを寄せ付けずに圧倒。ストレートで勝利して、次は中国との金メダル決定戦に挑む。

2番で大きな1勝の亀澤

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