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欧州リポート

ドイツ・ブンデスリーガ第17節 上田仁が単複2勝の活躍でケーニヒスホーフェンが3位に浮上

 ドイツ・ブンデスリーガは第17節が開催され、日本選手は3名が出場。試合の結果は下記の通り。

 

【ドイツ・ブンデスリーガ】

第17節

〈ザールブリュッケン 3-0 グリュンヴェッターズバッハ〉

○フランチスカ 3-0 トゥリーニ

○E.イオネスク 3-2 デノドレス

○マイスナー 3-1 テオドロ

 

〈ボルシア・ドルトムント 3-1 ミュールハウゼン〉

○リ・ヨンイン 3-2 ベルトラン

○リンド 3-1 メンゲル

 ニュイティンク 0-3 O.イオネスク○

○リ・ヨンイン 3-0 メンゲル

 

〈ベルクノイシュタッド 3-0 フルダ・マーバーツェル〉

○ドゥダ 3-1 オフチャロフ

○ジャー 3-0 ムン・ファンボー

○ラッセンフォッセ 3-2 高承睿

 

〈ケーニヒスホーフェン 3-2 グレンツァオ〉

 ゼリコ 2-3 馮翊新○

○シュテガー 3-1 ウォーカー

○上田 3-1 ムラデノビッチ

 シュテガー 1-3 馮翊新○

○アレグロ/上田 3-1 ウォーカー/ムラデノビッチ

★上田仁通算成績:単16勝8敗/複3勝2敗

 

〈オクセンハウゼン 3-2 バート・ホンブルク〉

 アビオドゥン 1-3 アンドラシュ○

○戸上 3-0 エーメ

○ゴーズィ 3-0 坪井

 戸上 2-3 アンドラシュ○

○ゴーズィ/アビオドゥン 3-1 坪井/エーメ

★戸上隼輔通算成績:単17勝5敗

★坪井勇磨通算成績:単2勝10敗/複1勝5敗

※ボルシア・デュッセルドルフvs.ブレーメンは3月6日に開催

 

 上田の所属するケーニヒスホーフェンは最下位のグレンツァオと対戦。相手エースの馮翊新(チャイニーズタイペイ)に2得点を許すなど苦しんだが、上田が単複で2得点をあげる活躍で3-2で勝利。前節を終えて11勝5敗で並んでいたフルダ・マーバーツェルが敗れたことでケーニヒスホーフェンは3位に浮上した。

 戸上所属のオクセンハウゼンと坪井所属のバート・ホンブルクの一戦はオクセンハウゼンが辛勝。戸上がアンドラシュ(ハンガリー)に金星を献上するなど苦しんだが、ラストでゴーズィ(フランス)とアビオドゥン(ポルトガル)のダブルスが勝利して首位をキープした。久々の出場となった坪井は単複で2敗を喫する結果となった。

 今シーズンは苦しい戦いが続いていたザールブリュッケンは3連勝で10勝に到達。現在4位のフルダ・マーバーツェルと1勝差にまで迫った。また、今節でフルダ・マーバーツェルを3-0でノックアウトしたベルクノイシュタッドも9勝8敗となり、プレーオフ進出争いは盛り上がりを見せている。

ラストのダブルスを含む2勝でチームを勝利に導いた上田

 

【順位表(2月17日時点)】
1位:オクセンハウゼン(13勝4敗)
2位:ボルシア・デュッセルドルフ(12勝4敗)
3位:ケーニヒスホーフェン(12勝5敗)
4位:フルダ・マーバーツェル(11勝6敗)
~~~プレーオフ進出~~~
5位:ザールブリュッケン(10勝7敗)
6位:ベルクノイシュタッド(9勝8敗)
7位:グリュンヴェッターズバッハ(8勝9敗)
8位:ブレーメン(7勝9敗)
9位:ボルシア・ドルトムント(6勝11敗)
10位:バート・ホンブルク(5勝12敗)
11位:ミュールハウゼン(5勝12敗)
12位:グレンツァオ(3勝14敗)

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