『パワーポジション』や『体幹スイッチ』、『抜重(ばつじゅう)』などこれまで誌面では見たことのない用語が次々に飛び出した『目覚めよ! カラダのポテンシャル』。
監修者は全日本マスターズ・男子サーティ2連覇の飯野弘義さん(T.O.M&卓球三昧)など、多くの卓球選手に「体の使い方」を指導してきた山崎真吾さん。山崎さんが語る合理的な体の使い方は、驚きの連続。練習で実践してみると、自分の体がより楽に動くのを実感できた。それはラバーの種類を変えるよりずっと効果的だった。
多くの卓球選手に、合理的な体の使い方を伝授している山崎真吾さん
これまで卓球王国で紹介してきた技術ページは、そのほとんどが打球の技術に関するもので、体をどう動かすかという「体の技術」についてはほとんど触れられることがなかった。専門用語が多く、少々難解な内容になってしまった部分はあるが、非常に意義のあるページだったように思う。
最終回の内容は、体のパフォーマンスを高める様々なウォーミングアップ。ビーチボールサッカーに野球のゴロキャッチなど、卓球とは関係なさそうな動きが身体能力を刺激し、卓球のプレーをさらに進化させてくれる。簡単に取り入れられるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。(柳澤)
足を使うサッカーが、手を使う卓球のパフォーマンスを高める?!
体を連動させる野球のピッチングフォームも、体のパフォーマンスを高める効果・大!
ツイート