卓球王国 2021年4月21日 発売 vol.289
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ブンデスリーガ各クラブが来季ラインナップを続々発表

 6月6日にプレーオフ決勝が行われ、2020-2021シーズンのチャンピオンが決定するドイツ・ブンデスリーガ。決勝に出場するボルシア・デュッセルドルフとザールブリュッケン以外はシーズンを終えているが、東京五輪後に開幕する来シーズンに向けた移籍情報が続々と発表されている。現時点で発表されている来シーズンの各クラブのラインナップを見ていこう。

 

★は新加入選手

【ボルシア・デュッセルドルフ】

ボル(ドイツ)、シェルベリ(スウェーデン)、K.カールソン(スウェーデン)、★チウ・ダン(ドイツ/←グリュンヴェッターズバッハ)、アチャンタ(インド)

〈移籍〉ワルサー(ドイツ:→グリュンヴェッターズバッハ)

 20勝2敗という堂々の成績でレギュラーシーズン1位、プレーオフ決勝に勝ち進み、3シーズンぶりの王座を目指しているボルシア・デュッセルドルフ。来シーズンからは成長を見せているチウ・ダンが加わることとなった。一方、昨シーズンからボルシア・デュッセルドルフに復帰したワルサーは、チウ・ダンと入れ替わる形でグリュンヴェッターズバッハへ移籍が決まった。

名門中の名門、ボルシア・デュッセルドルフへ移籍のチウ・ダン(写真は2019年ジャパンオープン)

 

【ザールブリュッケン】

フランチスカ(ドイツ)、ヨルジッチ(スロベニア)、尚坤(中国)、ポランスキー(チェコ)

〈移籍〉なし

 昨シーズン、ブンデスリーガ初制覇を果たし、今シーズンもレギュラーシーズン2位と強さを見せたザールブリュッケンはラインナップに変更はなし。ヨルジッチが世界トップと互角に渡り合える力をつけており、フランチスカと尚坤の「ツインエース」から、ヨルジッチを加えた「三本柱」と呼べる布陣となった。

 

【オクセンハウゼン】

ゴーズィ(フランス)、ジャー(アメリカ)、クルジツキ(ポーランド)、クビク(ポーランド)、★アックズ(フランス/←ルーアン:フランス)

〈移籍〉カルデラノ(ブラジル/→オレンブルク:ロシア)

 カルデラノのオレンブルクへの移籍は、驚きを持って報じられた。ゴーズィと並ぶエースの移籍により戦力ダウンは必至。新たにチームに加わった23歳のアックズのほか、ジャー、クルジツキ、クビクら若手のさらなる成長がないと、厳しい戦いとなる。

新加入のアックズ。強豪のオクセンハウゼンで中心選手として期待される(写真は2019年ジャパンオープン)

 

【グリュンヴェッターズバッハ】

★ワルサー(ドイツ/←ボルシア・デュッセルドルフ)、ラスムッセン(デンマーク)、コズル(スロベニア)、王熹(ドイツ)、黄民夏(韓国)

〈移籍〉チウ・ダン(ドイツ/→ボルシア・デュッセルドルフ)

 レギュラーシーズン4位となり、初めてプレーオフに進んだグリュンヴェッターズバッハは主軸に成長していたチウ・ダンが移籍となった。ベテランの王熹は今季22勝11敗とここ数シーズンの低迷から復活。今シーズンは出場なしに終わった黄民夏が来シーズン出場可能となれば、力をつけているラスムッセン、コズルと様々なオーダー起用が可能となる。新加入のワルサーはボルシア・デュッセルドルフでは出番が限られていたが、その鬱憤を晴らしたいところ。

 

【ノイ・ウルム】

アポロニア(ポルトガル)、シドレンコ(ロシア)、★カツマン(ロシア/←バート・ホンブルク)、★スゴウロポウロス(ギリシャ/←グレンツァオ)

〈移籍〉ルベッソン(フランス/→フランス:ポントワーズ)、郝帥(中国)

 ブンデスリーガ参入2シーズン目となった今季、最終戦までプレーオフ進出を争うなど、躍進を遂げたノイ・ウルムだが、エースとして活躍したルベッソンは1シーズンでフランス・プロAへ戻ることとなった。新たにクラブに加わるのは、スゴウロポウロスとカツマン。かつてヨーロッパユース選手権のジュニアシングルスで2連覇を達成したスゴウロポウロスだが、その後は伸び悩んでいる感がある。移籍をブレークスルーのひとつのキッカケにしたいところだ。カツマンは20歳のサウスポー。2018年のヨーロッパユース選手権では男子ダブルスで優勝を飾っている。

 ちなみに、元中国代表で活躍が期待された郝帥もひっそりとクラブを去った。昨シーズンは出場ゼロ、クラブ加入2シーズン目でようやくブンデスリーガデビューを果たしたが、ひざにはサポーターを巻き、動きも少々鈍い。結局1勝1敗というなんとも言えない成績に終わった。

伸び悩んでいる感のあるスゴウロポウロス(写真は2019年ジャパンオープン)

カツマンは2019年の世界ジュニアで宇田から勝利(写真は2019年世界ジュニア)

 

【ブレーメン】

ファルク(スウェーデン)、ゲラシメンコ(カザフスタン)、スッチ(ルーマニア)、アギーレ(パラグアイ)

〈移籍〉なし

 ブレーメンもラインナップの変更はなし。ブレーメン加入2シーズン目となったファルクは25勝をあげてエースの働き。ゲラシメンコも15勝9敗と勝ち越しでシーズンを終えるなど、力をつけており、来シーズンも総力戦でプレーオフ進出を狙う。