練習では思いどおりにプレーできるのに、試合になると手が震えてしまう……。そんな経験は、きっと誰にでもあるはずだ。だが、トップ選手と指導者たちは言う。
「緊張は悪者じゃない。うまく使えば最高の武器になる」と。その“心の使い方”を、彼らの実体験から紹介していく。
発売中の卓球王国2026年1月号では試合前、試合中のメンタルについて、多くの選手や指導者からコメントをいただいた。卓球王国PLUSでは順次紹介していく。
帯刀嵩史 スポーツメンタル伴走者
●緊張は「悪いもの」ではない。緊張は必要なもの、大切なもの
●緊張の正体─人間の本能と三つの反応「戦う」「逃げる」「固まる」
●緊張をコントロールするためには日常の「準備」が大切
●「心地よいルーティン」と「ちょうどよい」状態の客観視
●緊張と集中力、ネガティブ思考への向き合い方
森薗政崇
●「緊張」というのは勝負にとってとても大切なもの、緊張しない試合はパフォーマンスが低い
神 巧也
●「緊張は怖くない。むしろ、試合でぼくを支えてくれる強い味方」
森さくら
●「ある程度の緊張は必要。『緊張しないと勝てない』のかもしれない」
田中雄仁
●「緊張は悪いものではない。強くなるために必要な、大切な材料だと思う」
新井卓将
●「指導者も緊張した時の準備や対策、確認が大事」
山口剛
●「小さな達成」の積み重ねが選手に自然と自信をつける
水谷聡
●「ネガティブ思考に陥りやすい中学生は『乗せる』ことで力を引き出す」
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