大阪の中心部、梅田にある商業施設「グランフロント大阪」でノジマTリーグ初の試合が開催された。試合にはともに拠点を大阪に置く、日本ペイントマレッツと日本生命レッドエルフの対戦。「大阪ダービー」として負けられない一戦は、ビクトリーマッチの末、日本生命レッドエルフに軍配が上がった。
日本生命レッドエルフ 3−2 日本ペイントマレッツ
笹尾/ソン・イジェン −6、−10 橋本/佐藤◯
◯森 7、−9、9、−3、9 横井
麻生 −8、−7、2、−5 大藤◯
◯笹尾 −10、9、4、9 佐藤
◯森 8 大藤
日本生命レッドエルフは、早田ひな、伊藤美誠の両翼が欠場の中、森さくらが大車輪の活躍。2番で横井咲桜をフルゲームで破り、ビクトリーマッチでは大藤沙月とにハイレベルな打ち合いを制し、チームを勝利に導いた。
森は試合後のヒーローインタビューで、「マレッツさんの応援がすごかったですが、私も大阪育ちで今日は2勝することができてとてもうれしいです。昨シーズンにレッドエルフは連覇が途切れてしまったので、今シーズンは再び優勝できるようにがんばりますので、応援をよろしくお願いします」と話した。
試合後には日本ペイントマレッツがサプライズバースデーとして、この日が誕生日の芝田沙季にケーキを用意。チームメイトと所属するミキハウスの先輩である平野早矢香さんからのビデオメッセージが大型スクリーンに映り、最後まで帰らずにいた観客からも祝福の言葉がおくられた。残念ながらチームは勝利に届かなかったが、心温まるシーンだった。
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