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グランフロント大阪で開催されたTリーグ女子の「大阪ダービー」。吹き抜けの空間に多くの人が足を止める

大阪の中心部、梅田にある商業施設「グランフロント大阪」でノジマTリーグ初の試合が開催された。試合にはともに拠点を大阪に置く、日本ペイントマレッツと日本生命レッドエルフの対戦。「大阪ダービー」として負けられない一戦は、ビクトリーマッチの末、日本生命レッドエルフに軍配が上がった。

 

日本生命レッドエルフ 3−2 日本ペイントマレッツ

笹尾/ソン・イジェン −6、−10 橋本/佐藤◯

◯森   7、−9、9、−3、9 横井

麻生  −8、−7、2、−5  大藤◯

◯笹尾  −10、9、4、9   佐藤

◯森     8       大藤

 

グランフロント大阪の北館にあるナレッジプラザに特設でコートを設置。買い物客も足を止めて、盛り上がった

 

2階、3階からたくさんの人が観戦。「卓球ってすげー」という声が聞こえた

 

日本生命レッドエルフは、早田ひな、伊藤美誠の両翼が欠場の中、森さくらが大車輪の活躍。2番で横井咲桜をフルゲームで破り、ビクトリーマッチでは大藤沙月とにハイレベルな打ち合いを制し、チームを勝利に導いた。

森は試合後のヒーローインタビューで、「マレッツさんの応援がすごかったですが、私も大阪育ちで今日は2勝することができてとてもうれしいです。昨シーズンにレッドエルフは連覇が途切れてしまったので、今シーズンは再び優勝できるようにがんばりますので、応援をよろしくお願いします」と話した。

 

ビクトリーマッチで勝利した瞬間の森

 

日本ペイントマレッツは第1マッチで橋本/佐藤のダブルスで勝利し、先制点をあげた

 

笹尾は力強いフォアハンドで佐藤のカットを粉砕。この1点が大きかった

 

勝利後の日本生命レッドエルフ。出場選手全員が気迫あるプレーを見せた

 

試合後には日本ペイントマレッツがサプライズバースデーとして、この日が誕生日の芝田沙季にケーキを用意。チームメイトと所属するミキハウスの先輩である平野早矢香さんからのビデオメッセージが大型スクリーンに映り、最後まで帰らずにいた観客からも祝福の言葉がおくられた。残念ながらチームは勝利に届かなかったが、心温まるシーンだった。

平野さんからもサプライズでメッセージ

 

サプライズに笑顔だった芝田選手だったが、平野さんからの言葉に涙する

 

ケーキを手にした芝田選手はチームと記念撮影

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