卓球王国 2025年1月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

JTTLファイナル4男子準決勝第2試合 協和キリンが前期王者・日鉄物流ブレイザーズを破る

 本日から大分・レゾナック武道スポーツセンターで日本卓球リーグ プレーオフファイナル413時20分より男女準決勝第2試合が行われ、男子は協和キリンが日鉄物流ブレイザーズに勝利。明日の決勝でシチズン時計と対戦することとなった。

 

【準決勝】

〈協和キリン 3-1 日鉄物流ブレイザーズ〉

宇田 5、-9、7、-14、10 髙見

○松平 -9、7、4、10 定松

 渡辺/宇田 -7、9、-7 藤村/髙見○

○渡辺 4、9、-7、4 高木和

 

 試合は1番から白熱。宇田がゲームカウントを2-1とリードし、4ゲーム目に何度もマッチポイントを握るが決めきれず、髙見が踏ん張って最終ゲームに持ち込む。最終ゲームも宇田のマッチポイントをしのいで髙見が追いついたが、最後は宇田が勝利。協和キリンが大きな先制点を奪う。

 2番では監督兼選手の松平が定松を下して協和キリンが王手。しかし、日鉄物流ブレイザーズも藤村/髙見が気合いのプレーで逆襲。日本製鉄九州製鉄所大分地区から駆けつけた応援団の声援も背にダブルスを奪う。

 1点を奪い返した日鉄物流ブレイザーズは百戦錬磨のゴールド選手・高木和(ファースト)にかけたいところだったが、渡辺が会心のプレーを披露。打ち合いを次々に制してチームを勝利に導いた。決勝で対戦する協和キリンとシチズン時計の前・後期大会での対戦は協和キリンの2勝0敗となっているが、今回はいかに。

大熱戦のエース対決を制した宇田

監督兼選手・松平の勝利で協和キリンが王手

高木和との打ち合いを制した渡辺。主将の勝利で協和キリンが決勝へ

 日鉄物流ブレイザーズは前・後期大会で協和キリンに勝利していたが、ファイナル4では苦杯を喫した。前期大会を制したものの、後期大会は6位と苦戦。ファイナル4での逆襲を目指したが、準決勝で敗退となった。

手に汗握る好ゲームを展開した髙見

ダブルスの勝利で一矢報いるも4年ぶりのファイナル4制覇はならず

関連する記事