大分・レゾナック武道スポーツセンターで開催されていた日本卓球リーグプレーオフ ファイナル4は男女の決勝が行われ、女子は中国電力ライシスが2年連続の優勝を果たした。
【決勝】
〈中国電力ライシス 3-1 デンソー〉
枝廣 -6、-10、-7 菅澤○
○井 8、-7、-4、8、6 野村萌
○井／中森 7、12 小畑／菅澤
○木村 5、10、11 中田
先制点を奪ったのはデンソー。準決勝ではシングルスの出番がなかった菅澤を1番に起用すると、ストレートで枝廣に勝利。2番でもデンソー・野村萌が井を相手にゲームカウント2-1とリードを奪ったが、井も野村萌の攻めをしっかりと受け止めて逆転。1-1のタイに戻した中国電力ライシスは、ダブルスでも井／中森が息の合ったプレーで勝利を収めて優勝に王手をかける。
4番の木村はドライブとツッツキでしつこく粘り、中田のカットを攻略。2、3ゲーム目は競り合ったものの、最後の1本をきっちり奪って勝負あり。チーム最年長の井と木村の活躍で中国電力ライシスがファイナル4連覇を決めた。
この優勝により、中国電力ライシスは前・後期日本リーグ、全日本実業団、全日本団体と合わせてチーム初の団体5冠を達成。昨年までのエース・成本が抜けた中でも選手それぞれが力をつけて圧巻の強さを見せた。来年は井と青木がチームを離れるが、その中でどのような戦いぶりを見せてくれるか注目だ。
2番で逆転勝利を収めた井
抜群の連係を見せた井／中森
最後は木村が優勝を決める
デンソーは菅澤が先制点も及ばず
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