8月26・27日の2日間、山口県・キリンレモンスタジアム ソルトアリーナ防府にて行われている第45回全国レディース卓球大会。2日目となる今日は、個人・団体ともに決勝戦まで試合が行なわれ、各種目の女王が決定した。
団体戦1位トーナメントでは、京都の都クラブが初優勝を飾る。準決勝では前回大会女王の花野井クラブ(千葉)と対戦。両チームは2018年に行なわれた第41回大会の準決勝で対戦しており、その時は花野井クラブが3-1で勝利。今大会でも花野井クラブが優勢かと思われたが、都クラブが抜群のチーム力を見せた。1番で近畿選手権優勝の経験を持つ西谷(都クラブ)が井ノ口(花野井クラブ)をストレートで破りチームに勢いをもたらすと、全日本マスターズ(女子フィフティ)で準優勝の実力者である後藤(都クラブ)が東京選手権(女子フィフティ)3位の下山田(花野井クラブ)にフルゲームの末勝利。ダブルスは花野井クラブに取られるも4番で岡村(都クラブ)が鈴木(花野井クラブ)を破り決勝へと駒を進めた。
迎えた決勝戦、相手は優勝候補の狭山フレンズ(埼玉)を破り勝ち上がってきたチーム虹(兵庫)。前回大会では決勝トーナメント2回戦で敗れている、都クラブにとっても因縁の相手だ。準決勝と同様1・2番で西谷と後藤が勝利を挙げ優勝に王手をかけるも、チーム虹も意地を見せダブルスをもぎ取る。4番の岡村が河田(チーム虹)に対し苦しい試合を強いられ、勝負はラスト5番に託されるかと思われたが、準決勝でも勝利を挙げノリに乗る岡村が実力を発揮。回転量豊富なサービスとバックハンドが光り河田に勝利し、都クラブの優勝を決めた。今まで優勝が近いようで遠かった都クラブ。優勝後には都クラブのメンバーの顔に笑顔が溢れた。
また、個人戦でも各種目で優勝者が決定した。
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