3月2日から東京体育館でスタートした東京優勝大会は本日が最終日。昨日、今日は男女ジュニア・カデットが行われチャンピオンが決定した。
【男子ジュニア】
優勝:高橋航太郎(実践学園高)
準優勝:剣持将作(実践学園高)
3位:前原椿樹(東海大菅生高)、中川泰雅(安田学園高)
全日本ジュニア8強の高橋がその実力を見せる。決勝は2度マッチポイントを握られながらも逆転で先輩の剣持を下した。スイングスピードの速い両ハンドドライブだけでなく、しのぎや台上のテクニック、ここぞの場面での勝負強さが光った。
【女子ジュニア】
優勝:野川春華(武蔵野中)
準優勝:加賀美恵奈(武蔵野高)
3位:野﨑穂果(武蔵野中)、杉田くるみ(武蔵野中)
中学3年の野川が先輩の加賀美を下して優勝。決勝は思い切りの良い両ハンドのミート打ちがズバズバと決まり、快勝を収めた。
【男子カデット】
優勝:廣田元二朗(安田学園中)
準優勝:薮下拓未(実践学園中)
3位:島岡修斗(安田学園中)、井田啓太(日大豊山中)
守備範囲が広く、安定感のあるカットで廣田がV。決勝でも変化をつけたカットでミスを誘い、最後まで精度の高いプレーを見せた。
【女子カデット】
優勝:照井莉胡(武蔵野中)
準優勝:松川佳代(武蔵野中)
3位:野々口彩乃(すぽたまJr.)、中村泉月(丸善クラブ)
巧みなサービスとバック表の速攻を武器に、照井が頂点に立つ。決勝は1-2とゲームカウントをリードされたが、4ゲーム目から攻撃が決まり出し、逆転で優勝を飾った。
この大会の模様は卓球王国2021年5月号(3月19日発売)に掲載しますので、お楽しみに!
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