●女子シングルス1回戦
海保愛美(永享寺TTC) 8、7、ー6、9 谷口果帆梨(千里金蘭大)
女子シングルス1回戦、「永享寺(えいきょうじ)TTC」という、ちょっと気になるチーム名で女子シングルスに出場していたのが海保(かいほ)愛美。東京・武蔵野高のエースとしてインターハイベスト16などの成績を残し、実業団のレゾナックでもプレーした。クールな表情で、パワフルな両ハンドドライブをビシビシ決めるプレーが印象的だった。
現在は地元である「九十九里浜」で有名な横芝光町に戻り、練習は「できても週に2〜3回、クラブチームや個人的に相手を探してやっている」という海保。ベンチには、小学生時代に彼女を指導した渡辺雅彦さんが入った。
ちなみにチーム名の「永享寺TTC」は、その名のとおり横芝光町にあるお寺のクラブチーム。小中学生の子どもたちが、1台のみの卓球台で練習に汗を流している。渡辺さんが、チームの監督を中学生時代に指導していた縁で、海保も今大会はこのチーム名で出場した。
「現役の時は毎日練習していたんですけど、今はできても週に2〜3回。今日はとにかく楽しんでプレーしようという思いが一番強かった。1勝できたことはすごくうれしく思います。
現役の時よりも、気持ちの面ではすごく楽ですね。勝とう、勝とうという思いがないので、楽しんでできたかなと思います。全日本選手権は3年ぶりですけど、ベンチも渡辺先生に久しぶりに入っていただいて、緊張はなかったし、楽しみでした。でもコートに入るとやっぱり勝ちたいなと思いますね」(海保)
1回戦では4ゲーム目の10ー9で、相手のフォアを会心のカウンターで打ち抜き、勝利を決めた海保。続く2回戦では惜しくも敗れ、「3回戦まで進出して松島(美空)さんとやりたい」という目標はかなわなかったが、笑顔で全日本を戦い終えた。
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