卓球王国 2026年1月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
全日本卓球2026

社会人でも伸び続けた強打者。江藤慧は13歳・岡田の守備力に脱帽

男子シングルス1回戦、一撃必殺の強打を誇るクローバー歯科カスピッズの江藤慧が登場。対戦相手は全日本カデット13歳以下のチャンピオン、カットの岡田蒼空(成立学園中)。

「もともとカット打ちは得意なほう」という江藤。32歳の江藤に対し、13歳の岡田。年齢差もあり、江藤がパワーで一気に押し切るかと思われたが、岡田はバックカットの驚異的な粘りを見せ、しぶとく江藤の打ちミスを誘った。「相手のバックカットの質が1本1本高かった。打ち抜けるかなと思っていたけど、カットの変化があって、守備力が高かったですね」(江藤)。4ゲーム目をジュースで制した岡田が、3ー1でシングルス初戦を突破した。

●男子シングルス1回戦
岡田蒼空(成立学園中) 9、ー3、6、11 江藤慧(クローバー歯科カスピッズ)

江藤は現在所属するクローバー歯科カスピッズで全日本選手権に出場するのは、今大会が最後。近畿大を卒業後、社会人になってから強打にプレーの円熟味を増し、クローバー歯科カスピッズではチームの主力選手として活躍してきた。トレードマークは強烈な回り込みパワードライブ。日本リーグの看板選手のひとりだった。

「地元の大分に戻って、卓球部のある企業に就職して卓球は続けますが、ちょっと込み上げるものはありますね。社会人になって、仕事があるので練習量は減ったけれど、その短い時間でどう強くなるかを考えていけたのと、邱卓球塾の邱建新さんからいろいろと学ぶことができて、成長させてもらえたのがすごく大きかった。大分では時間があれば母校の明豊高にも行って、高校生にアドバイスができればいいですね」(江藤)

江藤はカットの岡田に敗れ、シングルスでの戦いを終えた

岡田のバックカットの変化は驚異だった

関連する記事