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全日本卓球2026

「みんなの卓球クラブ」から全国へ。MTC鳥取の15歳、竹本悠奈が好プレー見せる

●女子シングルス1回戦
野村光(デンソーポラリス) 9、6、ー11、11 竹本悠奈(MTC鳥取)

女子シングルス1回戦、ボディバランスの良さと、長いリーチから放つしなやかな両ハンドドライブが目を引いたのが、鳥取・MTC鳥取から出場した中学3年生の竹本悠奈だ。

昨年のジュニア女子出場に続き、今大会では一般にも出場を決めた竹本。所属クラブのMTC鳥取は鳥取市にあり、「中学でも強くなりたい」という近隣の中学生が多く集まり、週4回の練習に励む。

竹本のベンチに入ったMTC鳥取の福本道夫さん曰く、クラブ名の「MTC」の由来は、小学生を中心とした卓球クラブだった美保Jr卓球クラブの「美保」の「M」と、「みんな」の卓球クラブ(TC)の「M」だという。東山高から関西大に進学してエースとして活躍し、現在はミキハウスでコーチを務める福本卓朗さんらがOBだ。

「鳥取では小学校まではある程度成績を挙げる子がいても、中学に上がってからなかなか練習環境が整わず、指導も受けられず、強くなるのが難しかった。保護者から頼まれて、中学生の強化と練習環境作りのために立ち上げたクラブです。もともと保護者がボランティアで教えているクラブだし、明るく和気あいあいとやっている。子どもたちが主役になって賑やかに練習する、楽しいクラブ作りを目指しています」(福本さん)

「一般はジュニアとはボールの威力も全然違っていた」と語る竹本だが、「緊張したかと言われると、あんまり緊張しなかったです」と笑顔で語れるのは、クラブの明るいチームカラーゆえか。日本リーガーの野村(光)とも互角のラリー戦を展開し、健闘した。一般での1勝は来年に持ち越されたが、昨年1勝を挙げたジュニアでは、「今年は2回、3回勝ちたい」と目標を語る。伸び伸びとプレーし、白星を積み重ねたい。

将来性十分の両ハンドプレーを見せる竹本、高校でも活躍が楽しみだ

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