●男子ダブルス準決勝
樊振東/王楚欽(中国) 10、7、−9、9 戸上隼輔/宇田幸矢(日本)
1ゲーム目、戸上のチキータが出足で決まり、8−6とリード。8−8、10−10、最後は樊振東にうまくコースを突かれて10−12で落とした。
2ゲーム目、2−6と出足からリードを奪われたが、5−6と食い下がる日本。7−8から3本連取され、7−11でゲームを連取される。
3ゲーム目、4−1、6−3トリードするも、6−5、7−7、8−9、そして9−9と一進一退。9−9から宇田のバックドライブが決まり、最後は中国の攻撃にミスが出て、11−9でゲームを取り返した。
4ゲーム目、3−3、5−5、8−6から4本連取され8−10とマッチポイントを奪われたが、9−10になったところで中国がタイムアウト。次のラリー戦で惜しくも落とし、日本ペアは準決勝で敗れた。ほぼ互角のラリー戦を展開し、スコア的にもあと1本のところまで追い詰めた。
●−惜しい試合でした。
戸上「去年のこの大会で負けた相手だったけど、去年よりはチャンスが見えた。こちらがやれる技術も幅広くなり、成長した面もあった」
宇田「自分たちが得意としていないパターンでも競れた、今後につながっていく試合はできた」
●−1、2、4ゲーム目という落としたゲームはすべて1、2点差の僅差でした。何が勝敗を分けたのでしょう?
戸上「競り合った後半でミスが出るとか、相手のストップに対してハーフロングで台から出てしまう。まだまだ台上で劣っていた。ストップに対してチキータができて、ストップ対ストップになっても競った場面で勝負ができるというのは自信になりました」
宇田「得意のチキータができたのは数本くらいで、ストップからの展開でも戦えたのは自信になりました。ストップ対ストップで長く出てしまって相手に打たれるのが相手よりも多かった。そこは安定感が必要」
戸上「今の試合を戦ってみて、まだ自信はあまりないけど、自分たちの弱点が浮き彫りになって、そこを磨けばもっと相手に通用するとわかった。そこを大事にして、5月の世界選手権まで練習をしていきたい」
宇田「チャンスは見えたけど、最後の1点、2点というのはまだ遠いのかな。勝ち負けは大事だけど、それを試せたことが世界選手権につながる」
●男子ダブルス準決勝
林鐘勳/張禹珍(韓国) 11 、−5 、11 、5 林昀儒/荘智淵(チャイニーズタイペイ)
●女子ダブルス準決勝
孫穎莎/王曼昱(中国) 10、12、3 田志希/申裕斌(韓国)
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