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丹羽孝希が株式会社ファーストと所属契約を締結

書類にサインする丹羽選手と濱野社長

 

全日本チャンピオン、世界卓球でのメダル、そしてリオ五輪、東京五輪でメダルを獲得した丹羽孝希が、株式会社ファースト(東京都江戸川区/代表取締役社長・濱野浩)と4月付けで所属契約を締結し、4月17日にファースト本社にて調印式を行った。

 

「以前からもファーストさんからは実業団選手権でのプレーなどでお声がけをいただいていましたが、所属先との契約もあり実現することができませんでした。今回、青森山田時代の先輩である健太さん(松平)を通じて、改めて契約のお話をいただき、1月に前所属先との契約を終えていましたので、ファーストさんと所属契約をさせていただきました」と丹羽選手は契約の経緯を話す。

 

「ファーストには左利きの選手がいなかったので、ぼくが入ったことでダブルスでも貢献したいです」

 

濱野社長は「この度、丹羽孝希選手と契約を結ぶことができまして大変うれしく思っています。契約については1度の話しで決めてもらうことができて、お互いにとてもスムーズに進められたと感じています。

弊社では運営している卓球スクールで昨夏に全日本ホープスで初出場初優勝、その後の全日本団体で初出場初優勝、そして先日のホープス選抜でも卓球スクール所属の濱野友希がメンバーとして東京都で優勝することができましたが、当初からの目標である全日本実業団では3位が最高成績です。丹羽選手が加入したことで、今年こそは実業団での優勝、そして全日本団体での連覇を成し遂げたいと思っています」

 

中学、高校の先輩で松平選手、神選手が登場

 

調印式にはサプライズゲストとして、ファースト所属の松平健太選手と神巧也選手が登場。これに丹羽選手も顔をほころばした。

「健太さん、神さん、卓さん、同級生の町(飛鳥)など、青森山田時代の先輩とまたこうして一緒のチームで戦えることはうれしいですし、濱野社長の念願である実業団で優勝できるために頑張ります」(丹羽)

 

サプライズゲストの登場に場が盛り上がった

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