国際卓球連盟(ITTF)では、今年5月アメリカ西インド諸島の「USバージン島(US Virgin Islands)」の加盟が発表され、220協会加盟でバレーボールと並び世界一の参加協会になった「卓球」です。 世界大陸毎の協会数はアフリカ(49)、アジア(45)、欧州(58)、ラテン(40)、北米(3)、オセアニア(24)で、今回のUS Virgin Islands加入で220です。US Virgin Islandsは位置的にラテン・アメリカのカリブに編入されるのが妥当でしょうが現時点では未定です。
ラテン(40協会)の内、3地域からなる連盟が中米(8)、カリブ(20)、南米(12)がそれぞれ国際大会を運営します。 中米はメキシコ/べリーズ/グアテマラ/エルサルバドル/ホンジュラス/ニカラグア/コスタリカ/パナマの8ヶ国。 南米はコロンビア/ベネズエラ/エクアドル/ペルー/ブラジル/ボリビア/パラグアイ/チリ/アルゼンチン/ウルグアイ/スリナム/ガイアナの12ヶ国。 カリブはドミニカ共和国/プエルト・リコ/キューバ/ジャマイカ/トリニダード・トバコ/アルバ/グレナダ/バルバドス等大会で見た事がある国々を含め20ヶ国。
チリが参加する大会には、ラテンアメリカ選手権が重要な大会で、3地域の予選を兼ねた選手権(中米大会上位3チーム/カリブ上位2/南米上位4/開催国1/推薦3ヶ国)が出場権を得ます。
それぞれの大会区分は[一般」「18・15才」「13才・11才」を別々に開催します。 例えば15・18才の大会では4月にブエノス・アイレス(アルゼンチン)での南米選手権結果ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルーが全カテゴリーで出場権を獲得、6月コロンビアで開催されるラテン・アメリカ選手権に参加出来ます。残念ながらチリは費用の関係で18才男女チームしか派遣されません。もったいない話です。
この大陸諸大会以外にITTFのジュニアサーキット(中米、南米)、プロツアー(南米)が過去開催されました。又、アジア競技会と同様4年毎に中米競技会(2013年3月サンホセ・コスタリカ)、南米競技会(2014年3月サンチャゴ・チリ)で開催されました。
更には、イベロアメリカ大会:南米諸国とイベリア半島ポルトガル・スペインでの大会。 ボリバリアンゲームズ:南米諸国(ベネズエラ/コロンビア/エクアドル/ペルー/ボリビア)で「解放者」と呼ばれるシモン・ボリーバルを讃えて始められた総合競技大会(ブラジル、アルゼンチンは不参加、昨年11月ペルーで行われた大会になぜかチリも参加)。 その他、アンデス山脈に接するボリビア/チリ/アルゼンチンの隣接都市だけで行われる都市大会。チリ・アルゼンチン南部パタゴニア地域で行われる大会等々、他にもあるかもしれません。
これら国際大会以外に、国内の各カテゴリーの予選会、通常の国内大会等目が回ります。 強化出来ないほどの大会数で、目が回るスケジュールの合間を縫って、全国の巡回指導(1回10日間)を目標に活動中です。 老体に鞭を打って卓球指導家は今日も行く! なんて???
最後に先日YouTubeで「ピンポンさん 荻村伊知朗」のTV放映された番組を発見しました。
卓球をする仲間が共有できる日本の偉人です。
下記のURLで是非、見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=2sewNWpeak8
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