2月25日、ITTF(国際卓球連盟)は中国・成都で4月17〜26日に開催予定だった世界卓球団体戦を、9月30日〜10月9日に延期することを発表した。
今年1月11日に4月開催が発表された世界卓球団体戦だが、新型コロナウイルス感染症の流行はオミクロン株の登場によって収束の気配を見せず、延期は決定的な状況となっていた。国家的事業である北京冬季五輪が閉幕するのを待って、世界卓球の延期が発表されたとも言われている。
中国では、9月12〜19日にアジア競技大会が杭州市で開催予定。中国への入国後に長期間の隔離が必要になった場合、アジアからの出場チームはアジア競技大会からの転戦が可能なスケジュールになっている。厳しい「ゼロコロナ政策」を続ける中国での大会開催。新たな大会日程まではおよそ7カ月あるとはいえ先行きは不透明だが、無事に大会が開催されることを願うばかりだ。
上写真:2018年に成都で行われた女子ワールドカップより
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