世界卓球2025ドーハの大会3日目、女子シングルス2回戦に登場した平野美宇は世界ランキング137位で29歳のラコバチ(クロアチア)に2-4で敗れてベスト64で姿を消した。
平野は長身から繰り出すラコバチの投げ上げサービスに苦戦して3球目強打を浴びてリードを許す。ラリー戦では相手に弧線の高い両ハンドでしのがれて、それを待ちきれずに打ちミスが出るなど焦りが見えた。自分の展開で試合を進めることができずに敗戦。6ゲーム目に5-10でマッチポイントを奪われると涙を拭うなど本来のプレーを出すことができなかった。試合後にラコバチは「今日はただ楽しむことだけを考えてプレーした」とコメントした。
プレーを立て直そうと懸命に戦った平野だったが力が及ばなかった
サービスと弧線のある両ハンドが光ったラコバチ
同じく女子シングルス2回戦に登場した早田ひなは、世界ランキング218位のシャハサバリ(イラン)を寄せつけずに快勝。3回戦に駒を進めた。
力の差があるとはいえ、左腕の痛みを感じさせずに快勝した早田
【女子シングルス2回戦】
ラコバチ(クロアチア) 8、-7、10、-5、6、7 平野美宇
早田ひな 5、9、1、2 シャハサバリ(イラン)
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