10月1日より栃木・鹿沼市総合体育館でスタートしたいちご一会とちぎ国体・卓球競技が閉幕。成年男女、少年男女で優勝チームが決定した。
【成年男子】
優勝:愛知県
準優勝:山口県
3位:鹿児島県、高知県
【成年女子】
優勝:栃木県
準優勝:広島県
3位:鹿児島県、愛媛県
【少年男子】
優勝:愛知県
準優勝:山口県
3位:高知県、島根県
【少年女子】
優勝:大阪府
準優勝:石川県
3位:高知県、石川県
成年男子は愛工大のメンバーを揃える愛知県が4大会ぶりの優勝。予選リーグの栃木県戦はラストまで持つれる激戦となったが、5番で田中佑汰が吉田雅己にフルゲームデュースで勝利し準々決勝へ進出。準々決勝で広島県、準決勝で高知県に勝利すると、決勝では前回大会優勝の山口県に対し、付け入る隙を与えずにストレートで勝利し、優勝を決めた。
成年女子は地元・栃木県が1982年の少年男子以来、40年ぶりの優勝を果たす。Tリーガーの鈴木李茄、安藤みなみ、木村香純を要する栃木県が決勝で対決したのは、中国電力の選手を揃える広島県。1番の安藤が木村光歩に勝利するものの、2番の鈴木、3番の木村が敗北。後がなくなった栃木県だったが、地元の小中学生や栃木チームが割れんばかりの拍手でエールを送る。そのエールに背中を押され、4番で出場した安藤がフルゲームで勝利。5番の鈴木も木村との激しいラリー戦に勝利し、地元での優勝を決めた。
少年男子はインターハイ三冠の鈴木颯、全日本ジュニア王者の吉山僚一を擁する愛知県が2大会ぶりの王座へ返り咲き。決勝は前回大会で敗れた山口県と対決し、5番まで持つれる大激戦となったが、最後は鈴木が三木隼をストレートで破り優勝。今大会、随所で苦戦を強いられた愛知県だったが、勝負所でしっかりと勝ちきった。
少年女子は準決勝での高知県とのフルゲームの激戦を制した大阪府が、そのままの勢いで頂点へ。インターハイ女王の赤江夏星を中心に、面田采巳と上澤杏音が要所で得点を奪う布陣で2連覇を達成した。
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