2月17~19日にかけて、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)/明治スポーツプラザ(大阪市立浪速スポーツセンター)で第62回大阪国際招待選手権大会が開催された。全国各地から選手が集う日本最大規模の全国オープンであり、海外からのエントリーもある国際オープンでもある同大会。新型コロナウイルスの影響により第60回(2021年)、第61回(2022年)大会は2年連続で中止となっており、今回はチャイニーズタイペイ、韓国、メキシコ、ペルーからも選手がエントリーして3年ぶりに開催された。各種目の結果は下記の通り。(写真提供:NPO法人大阪卓球協会/馬渡卓也・能津 桂)
【男子シングルス】
優勝:萩原啓至(愛工大名電高・愛知)
準優勝:手塚崚馬(明治大・東京)
3位:徳永大輝(鹿児島相互信用金庫・鹿児島)、中村和覇(愛知工業大・愛知)
ベスト8:鈴木笙(筑波大・茨城)、木方圭介(野田学園高・山口)、竹﨑千明(岡谷市役所・長野)、藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ・和歌山)
男子シングルスは全日本ジュニア王者の萩原が優勝。準決勝の徳永戦、決勝の手塚戦はともにフルゲームまでもつれた末に勝利して頂点に立った。高校生の一般男子優勝は2018年大会の田中佑汰(当時・愛工大名電高)以来。
【女子シングルス】
優勝:赤江夏星(香ヶ丘リベルテ高・大阪)
準優勝:横井咲桜(四天王寺高・大阪)
3位:中畑夏海(デンソー・静岡)、出雲美空(サンリツ・東京)
ベスト8:田口瑛美子(レゾナック・茨城)、村田咲紀(関西学院大・兵庫)、青木優佳(中国電力・広島)、井絢乃(中国電力・広島)
高校3年生同士の対戦となった女子シングルス決勝は赤江に軍配。全日本3位・横井との決勝では1・2ゲーム目を奪われ、4ゲーム目にはマッチポイントを握られる苦しい試合となったが、逆転勝利で頂点に立った。香ヶ丘リベルテ高は前回大会(2020年)の杉田陽南に続き、2大会連続での女子シングルス制覇となった。また、一般シングルスで男女揃って高校生が優勝するのは、大会史上初。
【男子ダブルス】
優勝:徳永大輝/定松裕成(鹿児島相互信用金庫・鹿児島)
準優勝:薜史斗/赤尾飛市朗(遊学館高・石川)
3位:松下海輝/藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ・和歌山)、中村煌和/萩原啓至(愛工大名電高・愛知)
【女子ダブルス】
優勝:青木優佳/中森帆南(中国電力・広島)
準優勝:篠原夢空/由本楓羽(香ヶ丘リベルテ高・大阪)
3位:吉田優海/髙東沙奈(愛媛銀行・愛媛)、中畑夏海/森田彩音(デンソー・静岡)
【ジュニア男子】
優勝:劉士銘(松山家商・チャイニーズタイペイ)
準優勝:岩井田駿斗(野田学園中・山口)
3位:坂井雄飛(愛工大名電高・愛知)、加山雅基(愛工大名電高・愛知)
【ジュニア女子】
優勝:伊藤七海(四天王寺高・大阪)
準優勝:伊藤詩菜(四天王寺高・大阪)
3位:吉本はな(貝塚第二中・大阪)、今枝愛美(愛み大瑞穂高・愛知)
【カデット男子】
優勝:陳宜樂(誠正國中・チャイニーズタイペイ)
準優勝:月原弘暉(愛工大名電中・愛知)
3位:大野颯真(木下グループ・鹿児島)、中野琥珀(野田学園中・山口)
【カデット女子】
優勝:新谷莉央(ミキハウスJSC・大阪)
準優勝:岩見百恵(徳増卓球クラブ・静岡)
3位:渡会宥(ミキハウスJSC・大阪)、山田楓花(浜松修学舎中・静岡)
【ホープス男子】
優勝:許安柏(誠正國中・チャイニーズタイペイ)
準優勝:岡田蒼空(OKATAKU・兵庫)
3位:宮澤一維(羽佳卓球倶楽部・東京)、栁本進太郎(北花田卓球・大阪)
【ホープス女子】
優勝:花沢夏琳(よ~じ道場・静岡)
準優勝:髙橋青葉(TIT・郡馬)
3位:岩本詩菜(石田卓球N⁺・福岡)、石田心美(石田卓球N⁺・福岡)
★大会スナップ
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