卓球王国 2024年11月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
欧州リポート

ヨーロッパ競技大会・卓球競技シングルスはF.ルブランとスッチがV。ルブランは兄弟でメダル獲得

 6月23日よりポーランド・クラクフで開催されている第3回ヨーロッパ競技大会・卓球競技は男女シングルス決勝までが終了。男子はF.ルブラン、女子はスッチが頂点に立った。

 

【男子シングルス】

準決勝

フレイタス(ポルトガル) 9、-7、-8、10、8、6 A.ルブラン(フランス)

F.ルブラン(フランス) 9、4、3、11 ガチーナ(クロアチア)

●銅メダル決定戦

A.ルブラン 棄権 ガチーナ

●決勝

F.ルブラン -9、5、5、-4、-6、2、11 フレイタス

 

 男子シングルスは16歳のF.ルブランが優勝。決勝はフルゲームジュースまでもつれた末にフレイタスを破って頂点に立った。16歳での優勝は大会史上最年少記録。兄のA.ルブランもガチーナの棄権により銅メダルを獲得し、兄弟で表彰台に上がった。

16歳で頂点に立ったF.ルブラン(写真は2023年世界選手権)

 

【女子シングルス決勝】

●準決勝

ヤン・シャオシン(モナコ) 9、5、9、4 サマラ(ルーマニア)

スッチ(ルーマニア) 6、9、3、5 バヨル(ポーランド)

●銅メダル決定戦

サマラ 9、-4、11、7、-9、-9、7 バヨル

●決勝

スッチ -4、-7、7、-8、11、9、3 ヤン・シャオシン

 

 女子シングルスはスッチがヤン・シャオシンに逆転で勝利して優勝。ヨーロッパ競技大会女子シングルスは第1回がリー・ジャオ(オランダ)、第2回がユ・フ(ポルトガル)と2大会続けて中国からの帰化選手が頂点に立っており、ヨーロッパ生まれの選手としては初めてのチャンピオンとなった。

ヨーロッパ生まれの選手として初めて女子シングルスを制したスッチ(写真は2023年世界選手権)

関連する記事