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高木和卓の匠の技、第2弾。速いだけがチキータじゃないぞ!「ゆるチキ」登場

34歳のベテラン・プロ選手、高木和卓(たかきわ・たく)。この卓球王国最新号が出る時には、ポーランドのスーパーリーグでプレーしている。

卓球王国11月号で紹介した匠の技1では高木和の「浅ドラ」を紹介した。「朝ドラ」ではなく、「浅ドラ」。

これはハーフロングのツッツキを、あえて打球点を落としつつも浅いループドライブで返す技術だ。カウンターを狙う相手には非常に有効で、練習ではツーバウンドのループにすることもできるという職人・高木和。

最新号で紹介するのは匠の技2「ゆるチキ」。その名の通り、ゆるいチキータだ。若い選手は速いチキータというよりも台上バックドライブと言うべき速いチキータを宇東するのだが、高木和は最新号でこう説明する。

「今のトップ選手の間では『速いチキータ』が当たり前のようになっています。もちろん私も試合になって相手のサービスが甘ければ速いチキータも使いますが、試合では甘いサービスは多くは来ません。
レシーブの基本はロングサービスに対してはドライブで攻めますが、基本は『ストップ』『ツッツキ』『ゆるチキ』です。この『ゆるチキ』は少し横回転を入れながら浅く落とします。特に若い人は速いチキータを待っているので『おっとっと』と腰が引けた状態になります」

まずはじっくりと写真を見ながらベテランのワザを参考にしてほしい。

 

卓球王国2022年12月号表紙400

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