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大会報道

世界ユース選手権団体戦が終了。日本は4種目中3種目で表彰台に

12月4〜11日にチュニスで行われている世界ユース選手権。昨日で団体戦の全日程が終了し、U15女子が準優勝、U15男子、U19女子が3位、U19男子がベスト8という結果となった。

 

■U15女子

優勝:中国

準優勝:日本

3位:韓国、ルーマニア

 

●決勝戦

〈中国 3-2 日本〉

◯閻禹橦 11、7、-10、9 青木咲智

丁怡婕 -9、9、-5、-6 面手凛◯

◯高雨欣 5、4、-6、-9、4 小塩悠菜

閻禹橦 -7、-8、4、9、-3 面手凛◯

丁怡婕 7、-8、-8、9、2 青木咲智

 

前回大会では優勝を果たしているU15女子団体。2連覇を狙った今大会では決勝で中国に敗れ準優勝となった。決勝ではエースの面手が2点を奪うが、青木、小塩がそれぞれ競り合いながらも敗北。優勝まであと1セットが遠かった。

決勝で中国に対し2点を奪うなど、大車輪の活躍を見せた面手

 

■U15男子団体

優勝:中国

準優勝:オーストラリア

3位:フランス、日本

 

●準決勝

〈中国 3-1 日本〉

康有徳 -6、-3、9、10、-4 吉山和希◯

◯温瑞博 9、4、10 谷本拓海

◯黄旭男 9、5、-5、9 岡本翼

◯温瑞博 7、-9、2、2 吉山和希

 

22年全日本カデット13歳以下優勝の岡本、21年全日本カデット14歳以下優勝の吉山、準優勝の谷本という布陣で臨んだU15男子は、準決勝で中国と対戦。1番で吉山がフルゲームの接戦をものにするも、後が続かず1-3で敗北。勝機があっただけに、悔しい敗戦となった。

決勝の中国戦1番で勝利した吉山

 

●U19女子団体

優勝:中国

準優勝:フランス

3位:日本、ルーマニア

 

●準決勝

〈中国 3-2 日本〉

◯蒯曼 6、8、-8、2 木原美悠

陳熠 -3、-6、-6 張本美和◯

韓菲児 -8、8、6、-5、-2 小塩遥菜◯

◯蒯曼 -11、8、7、3 張本美和

◯陳熠 -9、14、7、-8、10 木原美悠

 

木原、張本、小塩とシニアでも世界で十分に戦える実力者を揃えたU19女子。優勝候補筆頭だったが、準決勝で中国の壁に阻まれる。1番の木原が蒯曼に敗れるも2番の張本、3番の小塩がそれぞれ勝利し、マッチカウント2-1とリード。勝利が目前まで迫った日本だが、4番の張本が1-3で、5番の木原がフルゲームジュースで敗れたことにより無念の逆転負け。あと1点が遠かった。

準決勝5番で惜しくも敗れた木原。シニアでも十分に勝てる実力を持っているが、やはり中国の壁は厚いか

 

●U19男子団体

優勝:中国

準優勝:ポーランド

3位:フランス、チャイニーズタイペイ

 

●準々決勝

〈フランス 3-0 日本〉

鈴木 5、9、8 F.ルブラン◯

吉山 8、9、3 ポレット◯

前出 9、13、-9、-8、11 デシャン◯

 

U19男子は準々決勝でF.ルブラン率いるフランスと対戦。F.ルブランを攻略し、なんとか勝利したい日本だったがストレートで敗北。超高校級の鈴木、吉山、前出を持ってしても表彰台には手が届かなかった。

フランス戦1番でF.ルブランと対戦した鈴木。インハイ王者の意地を見せたかったが、ストレートで敗北

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