今から約44年前、関東学生リーグ3部校出身の一人のカットマンが日本代表として、アジア競技大会に出場した。その人こそ、現在日本卓球協会副会長を務める星野一朗だ。
カットの変化もさることながら、多くの対戦相手を苦しめたのが回転がわかりにくいバックサービス。あまりのわかりにくさに、対戦した選手は口を揃えて「星野さんのバックサービスは上回転が下回転に見えて、下回転が上回転に見える」と言うほど。星野のバックサービスの影響力は凄まじく、現役を退いた後も多くの選手がそのバックサービスを教わろうと星野のもとへ足を運んだ。
そんな星野一朗のバックサービスを紹介する技術特集「星野一朗 伝説のバックサービス」が12月21日に発売された卓球王国2月号からスタート。第1回となる今回は、星野式サービスの考え方と3種類のショートサービスを紹介。
40年前の技術だからとあなどるなかれ。バックサービスを使う選手が減っている今だからこそ、試合で絶大な効果を発揮すること間違いなし。かつて試合で猛威を奮った星野一朗のバックサービス。あなたも覚えてみてはいかがだろうか。
動画も本誌と合わせて要チェック!
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