2月号より連載がスタートした『星野一朗 伝説のバックサービス』。あまりの回転のわかりにくさに「上回転が下回転に見えて、下回転が上回転に見える」と言われた星野一朗(78年アジア競技大会日本代表/現・日本卓球協会副会長)のバックサービスの謎を解き明かしていく技術特集となっている。
1月20日発売の3月号に掲載する第2回のテーマは「より複雑な2種類のショートサービスと逆モーションのロングサービス」。2月号で紹介した「3種類のショートサービス」よりもフェイクモーションが複雑でよりわかりにくい2種類のショートサービスと、ショートサービスと組み合わせて使うと絶大な効果を発揮する逆モーションのロングサービスを紹介。一見普通のバックサービスに見えるが、スイングの中に相手を惑わせるためのテクニックが散りばめられている。バックサービスだからといってあなどるなかれ。使用する選手が減ってきている現代だからこそ、試合で絶大な効果を発揮すること間違いなしだ。
「両ハンドドライブが主流になっている現代卓球で、試合で勝つことを考えるとバックサービスは大きな武器となるでしょう。フォアサービスよりも戻りが簡単で、すぐに3球目攻撃の準備をすることができます。良いサービスが出しやすいのに加え、バックサービスを使う選手が減ってきている現代だからこそ、使う価値があると思います」(星野)。
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