2月25日、元神奈川県卓球協会会長・元日本卓球協会副会長の山口宇宙(やまぐち・うちゅう)さんが逝去された。
1937年生まれの山口さんは、自身も選手としてプレーし、大正大学を卒業後は約30年にわたり高校で教鞭をとるとともに指導者としても活動。神奈川・鎌倉にある貞宗寺の住職としての顔を持ちながら、神奈川県卓球協会、そして日本卓球協会の裏方として、卓球界発展のために尽力した。
神奈川県卓球協会では1999年~2022年まで会長として組織を牽引し、ジャパンオープン、世界ベテラン選手権、アジアカップなど国際大会を数多く誘致。特に2009年世界選手権横浜大会は、当時史上最多の観客を集め大成功を収めた。また、日本卓球協会では、副会長(2002~2007年)、名誉副会長(2008~2011年)、顧問(2013年~)を歴任したほか、日本知的障がい者卓球連盟の会長なども務めた。
写真:2014年11月に行われた神奈川県卓球協会創立90周年記念式典および祝賀会より
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