小学生の日本一を決める「全農杯全日本選手権(ホープス・カブ・バンビの部)」、通称「ホカバ」が兵庫県のグリーンアリーナ神戸で開催。28〜29日は男子、30〜31日は女子の日程で、2日目の今日は男子の決勝トーナメントが行われ、新チャンピオンが誕生した。
【男子ホープス】
優勝:平塚健友(フェニックス卓球クラブ/福井)
準優勝:立川凛(ピンポンカベ/広島)
3位:大野颯真(木下グループ/鹿児島)、松山侑聖(Y.Y LINK/岡山)
男子ホープスを制したのは過去ベスト16が最高のカットマン平塚。準決勝は優勝候補の大野を大接戦の末に下すと、決勝では4年前のバンビ王者の立川に守備範囲の広いカット&多彩な変化プレーからの豪快な攻めを見せて、3-1で勝利。男子ホープスでのカットマンの優勝は村松雄斗以来14年ぶりの快挙だ。
【男子カブ】
優勝:原澤駿太(卓桜会栃木卓球センター/群馬)
準優勝:岡田蒼空(OKATAKU/兵庫)
3位:富田亜惺(ASURA/愛知)、樽井健(イトウTTC/香川)
男子カブは優勝候補の原澤が危なげない戦いぶりを見せて、オールストレートでの初優勝。決勝もストップで前後に揺さぶってからの鋭いドライブで岡田のカットを見事に攻略した。
【男子バンビ】
優勝:樽井陸(イトウTTC/香川)
準優勝:仲本楓翔(はばたキッズ/大阪)
3位:小林俊晴(21クラブ/三重)、川口陽向(YOYO TAKKYU/東京)
男子バンビは、頭ひとつ抜けた実力の樽井が嬉しい初優勝。小学二年生とは思えない完成度の高いプレーで他選手を圧倒。決勝は中盤で緊張が出てミスを重ねたが、最後は気持ちも切り替え攻めきって優勝を決めた。
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