T.T彩たま | 4-0 | 琉球アスティーダ |
2勝1敗/勝ち点7 | 0勝3敗/勝ち点1 |
1 | ◯ | 黄鎮廷 | 11-7 | 11-5 | 丹羽孝希 | ||||
岸川聖也 | 松平賢二 | ||||||||
2 | ◯ | 鄭栄植 | 11-6 | 11-8 | 6-11 | 11-6 | 荘智淵 | ||
3 | ◯ | 吉村真晴 | 11-7 | 11-9 | 11-9 | 丹羽孝希 | |||
4 | ◯ | 黄鎮廷 | 11-6 | 11-8 | 16-14 | 有延大夢 | |||
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T.T彩たま、琉球アスティーダに4-0、1ゲームしか落とさずに快勝!
トップは昨日の試合に続き、黄鎮廷/岸川聖也を起用した彩たま。琉球は丹羽/松平が出場したが、黄鎮廷/岸川ペアの安定感はやはり抜群。中陣に下がってもラリー戦でことごとく得点を重ねた。「コーチ兼選手の岸川がトップで2試合続けて取ってくれたのが、チームにとっても勢いになっている。いろんなダブルスを試していこうと思いますけど、大きなポイントとなるダブルスができてきたなと思います」と試合後に坂本監督は語った。
2番鄭栄植対荘智淵は、鄭栄植が相手を締めつけるようなバック連打で、常に試合の主導権を握った。荘智淵も機を見てフォアで回り込み、得意の速攻を仕掛けたが、バック対バックでは鄭栄植の回転量の多いボールに押され、次第に返球があまくなった。鄭栄植のフォアとバックの比率は、フォア2対バック8くらいではなかっただろうか。圧巻のバックハンドだった。
そして3番では、両国での開幕戦以来の出場となる吉村が丹羽に快勝。「試合前に坂本監督からアドバイスを受けて、うまく丹羽選手のバックサイドを狙っていくことだったり、フォアのカウンターが素晴らしいので、的を絞らせないよう、できるだけストレートへの攻撃を中心に攻めました」(吉村)。丹羽の両ハンド速攻も、手の内を知り尽くしたNTのチームメイト相手だと、それを狙われてしまう。昨日の松平戦、今日の吉村戦とフォアの手数が少なく、フォアで攻めさせてもらえなかった。
4番では琉球の有延が、ゲームカウント0-2の3ゲーム目終盤に素晴らしい両ハンドのカウンターを連発し、意地を見せたが、最後は黄鎮廷が小技・大技を効かせて勝利した。
これで琉球は3連敗。男子では唯一勝ち星がないが、外間監督は「今は選手たちもちょっと落ち込んでますけど、試合前は『今日こそは』と気合いが入っていた。選手一人ひとりは前向きです。これから2週間くらい試合がないので、しっかり調整して、とにかくまずチームとして初勝利を目指したい」と語った。
琉球はツインエースのふたり、丹羽が1勝2敗、荘智淵が0勝3敗という厳しい結果。ふたりともクールな選手で、気合いでチームを鼓舞するというより、プレーと結果でチームを引っ張っていくタイプ。チームとしてまだ不完全燃焼の感もあるが、キャッチフレーズに掲げる「爆発力」の真価を発揮していくのはここからだ。
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