木下アビエル神奈川 | 4-0 | TOP名古屋 |
5勝1敗 | 1勝6敗 |
1 | ◯ | 長﨑美柚 | 11-5 | 11-9 | 森薗美咲 | ||||
森薗美月 | 鈴木李茄 | ||||||||
2 | ◯ | 袁雪嬌 | 11-5 | 11-7 | 11-5 | 呉穎嵐 | |||
3 | ◯ | 浜本由惟 | 8-11 | 9-11 | 11-6 | 11-9 | 11-7 | 安藤みなみ | |
4 | ◯ | 石川佳純 | 11-6 | 11-9 | 12-10 | 徐孝元 | |||
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福井県営体育館で20・21日と開催される、木下アビエル神奈川のホームマッチ2連戦。その第1戦目はTOP名古屋に対し、開幕戦以来となる4ー0での勝利。福井の卓球ファンの熱い声援が後押しした。
第1マッチのダブルスは、森薗美月&美咲の従姉妹対決となったが、木下アビエルの長崎・森薗美月が終始主導権を握った。2ゲーム目は名古屋ペアがリードを奪われながらも追いつくが、長崎と美月のバックドライブが鮮やかに決まって振り切る。
続く第2マッチの外国人選手対は、呉穎嵐の安定感と粘りのある両ハンドに対し、袁雪嬌がパワーで押す展開。第2ゲームは5ー5と競ったが、そこから袁が引き離し、気迫のあるガッツポーズと掛け声も飛び出す。そのまま一気にストレート勝ちを収めた。
第3ゲームは、名古屋から安藤みなみ(専修大)が初登場。愛知県出身、2年連続の学生チャンピオンのプレーに期待がかかったが、アウェイのファンの期待通りの速攻で、浜本から2ゲーム先取。バックの変化系表ソフトのボールでミスを誘い、得意のフォアのカウンタースマッシュでそのまま押し切るかと思われた。しかし第3ゲームから浜本が慣れてきて、緩急をつけた両ハンドドライブで粘り強く対応。鮮やかな逆転劇を見せた。
木下アビエルが3ー0と勝利を決めた第4マッチ、石川が徐孝元のカットを、ミスのない連続ドライブで攻め立てる。「リードされても焦らず、最後に11点取ればいいと考えてプレーした」という石川、点数が競ってもプレーが崩れることがなく、スコア以上の快勝で、今日の試合を4ー0という最高の形で締めくくった。
前の試合で初の黒星を喫した木下アビエル。「試合前に選手と良いコミュニケーションを取れた。気分転換のために面白いことを言ったり、一緒に食事をしたりした」という劉監督の言葉どおり、ベンチは常に明るいムード。加えて、熱心で熱い福井のファンの声援も力になったことだろう。明日の日本生命戦で、ホームでの連勝を目指す。
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