| 琉球アスティーダ |
4-0 |
T.T彩たま |
| 2勝4敗 |
3勝4敗 |
| 1 |
◯ |
丹羽孝希 |
11-7 |
12-10 |
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黄鎮廷 |
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有延大夢 |
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吉村真晴 |
| 2 |
◯ |
陳建安 |
11-4 |
11-8 |
11-8 |
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鄭栄植 |
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| 3 |
◯ |
丹羽孝希 |
11-6 |
11-7 |
13-11 |
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平野友樹 |
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| 4 |
◯ |
荘智淵 |
11-9 |
8-11 |
9-11 |
11-7 |
11-9 |
黄鎮廷 |
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| 5 |
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眠っていた獅子が目覚めたか。「爆発力」がキャッチフレーズの琉球アスティーダが、アウェーでT.T彩たまを4ｰ0で完封。大きな勝ち点4を手にした。
トップで初めてペアを組む丹羽／有延ペアが、レシーブからの強力なチキータを存分に生かして2−0で勝利。琉球に開幕戦以来のダブルスの勝ち星をもたらしたこの一戦。
圧巻だったのは2番陳建安のプレーだ。「今年も鄭栄植の2勝0敗で、これまで負けたことがない」（彩たま・坂本監督）という分の悪い鄭栄植に対し、巻き込みサービスが威力を発揮。さらにラリーでも攻守の切り替えの早さ、バランスの良さが抜群だった。プレーが攻撃に偏りすぎ、試合が淡泊になることがある陳建安だが、今日は下がって守って良し、前でのカウンター良し、と素晴らしいプレーを披露した。
鄭栄植もベストのプレーではなかったが、今日の陳建安は強かった
なかなか勝てなかったダブルス、さらにTリーグで高い勝率を誇る2番の鄭栄植戦をものにしたことで、琉球の勢いはもう止まらない。3番丹羽は出足から集中力の高いプレーを披露。両ハンドの質の高いループドライブから機を見て強烈なカウンターを放つ「ファンタジスタ」ぶりを存分に発揮した。平野も3ゲーム目、6−10とマッチポイントを握られてから11−10と逆転して意地を見せたが、丹羽が13−11で押し切った。クールな丹羽もベンチで満面の笑顔。
3−0での勝利を決め、ベンチで笑顔を見せた丹羽
そして、最後を締めたのは荘智淵。黄鎮廷の打球点の高い裏面ドライブと裏面チキータに苦しみ、1−2とゲームをリードされながら、中盤からその裏面での攻撃を前陣バックドライブで次々に狙い打った。6−6からの最終ゲームは4点連取の10−6から10−9とされたが、最後まで攻めきった。黄鎮廷は最終ゲームの出足の数本で、ネットインが続いたのがアンラッキーだった。
黄鎮庭に最後まで大きな声援を送った彩たまベンチ
全力で「勝ち点4」を取りにいった荘智淵、勝利にこのガッツポーズ
「選手が奮起してくれました。前回は0−4で負けていたので、何とかやり返してやろうという気持ちはみんな持っていたと思う。勝てて本当にうれしいです。12月に地元・沖縄での試合があるので、そこで連勝して、早く星を五分に戻してさらに上を目指していきたい」（琉球・外間監督）。
外間監督は試合後のミックスゾーンで、「勝ったのも収穫ですけど、（丹羽と有延の）ダブルスでひとつ見通しが立ったのは収穫ですね」とも語っている。ちなみに明治大で同期だった丹羽と有延は、丹羽が1994年10月10日生まれ、有延が1994年10月12日生まれと生年月日は2日しか違わない。これまで、なかなか勝ち星が伸びなかった琉球だが、丹羽／有延ペアの誕生がひとつのターニングポイントとなるか？
丹羽／有延ペアは琉球に新風を吹き込んだ
