卓球王国 2024年11月21日 発売
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逆モーションに、打球点を落としたドライブ。若手を翻弄する『30s 達人のワザ』は必見!

 

今日12月21日発売、卓球王国2024年2月号の表紙を飾る「逆襲の30s(サーティーズ)」の4選手。高木和卓、大矢英俊、松平賢二、そして松平健太。表紙撮影を行った時、スペシャル座談会に加えて若手選手を翻弄する彼らのテクニックをふたつずつ撮影させてもらった。

撮影する技術については「他薦」の形をとった。長くトップクラスで活躍し、これまで全国大会などで幾度も対戦してきた4人。ひとりの技術について、残る3選手に「ここがスゴい!」技術をふたつ挙げてもらい、本人が詳しく解説した。「オレ、もうちょっとあるでしょ?」(賢二)、「今のところウエイトトレーニングかな(笑)」(健太)などとワイワイやりながら……。

たとえば、松平賢二は高校時代から使っているという逆モーションのバックフリック。いかにも相手のフォア前にストップしそうな体勢、ラケット面の角度から、打球直前に打てると判断してパッとバック深くにフリックする。大矢先輩曰く、「あれ馬龍みたいでしょ、馬龍」。

「賢二テク」の中ではよく知られているこのバックフリックだが、本人の解説はやはり深い!

チキータからの両ハンド速攻が得意な若手選手に対し、4選手ともジュニア時代はチキータが今ほど一般的ではなく、台上からの両ハンドの多彩なテクニック、打球点の変化や緩急で勝ってきた世代だ。だからこそマスターズ世代には学ぶところが多いし、若手選手にも卓球の「深み」を増すため、ぜひ参考にしてもらいたい。3月号では後編も掲載するので、そちらもお楽しみに!(柳澤)

 

 

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