1月8〜13日にかけて、カタール・ドーハで開催されたWTTスターコンテンダー ドーハが終了。日本選手では、男子ダブルスに出場した張本智和／篠塚大登（智和企画／愛知工業大）のベスト4が最高成績となった。
またシングルスでは、早田ひな（日本生命）が日本勢最高となるベスト8。準々決勝の孫穎莎（中国）戦はフルゲーム9本と、勝利まであと一歩まで迫る健闘を見せた。
男子は松島輝空（木下アカデミー）、戸上隼輔（明治大）がそれぞれ林昀儒（チャイニーズタイペイ）、梁靖崑（中国）に敗れベスト16。松島は、Tリーグ・木下マイスター東京のチームメイトである林昀儒に、ゲームカウント2-2で迎えた最終ゲームでは7-3、8-6とリードを握ったが、勝ち切れず。
世界女王に肉薄した早田。ベスト8で終戦となった
また男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの全種目で優勝者が決定。シングルスで頂点に輝いた王楚欽（中国）、孫穎莎は、WTTファイナルズに続く優勝を果たした。なお、各種目の入賞者は下記のとおり
〈男子シングルス〉
優勝：王楚欽（中国）
準優勝：林詩棟（中国）
3位：梁靖崑、林高遠（ともに中国）
男子シングルス優勝の王楚欽（中国）
第1シードの樊振東（中国）が準々決勝の林詩棟（中国）戦で棄権した男子シングルスは、第2シードの王楚欽（中国）が強さを見せて優勝。準決勝で梁靖崑（中国）に圧勝して勝ち上がった林詩棟との決勝は、リーチを生かしたフォアドライブで正確にコースを打ち分けて林詩棟を揺さぶった。
〈女子シングルス〉
優勝：孫穎莎（中国）
準優勝：陳夢（中国）
3位：王曼昱、銭天一（ともに中国）
女子シングルス優勝の孫穎莎（中国）
女子シングルスは2回戦で長﨑美柚（木下グループ）、3回戦で張本美和（木下アカデミー）、準々決勝で早田と日本選手を連破し、決勝で陳夢（中国）との同士討ちを制した孫穎莎が栄冠。孫穎莎は王楚欽との混合ダブルスでも優勝し、昨年のWTT女子ファイナルズに続く2冠達成となった。
〈男子ダブルス〉
優勝：梁靖崑／袁励岑（中国）
準優勝：馬龍／王楚欽（中国）
3位：張禹珍／安宰賢（韓国）、張本智和／篠塚大登（智和企画／愛知工業大）
男子ダブルス優勝の梁靖崑（右）／袁励岑（中国）
〈女子ダブルス〉
優勝：陳幸同／銭天一（中国）
準優勝：ディアコヌ／シャオ・マリア（ルーマニア／スペイン）
3位：王曼昱／陳夢（中国）、スッチ／ポルカノバ（ルーマニア／オーストリア）
女子ダブルス優勝の陳幸同（右）／銭天一（中国）
〈混合ダブルス〉
優勝：王楚欽／孫穎莎（中国）
準優勝：林詩棟／蒯曼（中国）
3位：張禹珍／田志希（韓国）、O.イオネスク／スッチ（ルーマニア）
混合ダブルス優勝の王楚欽（左）／孫穎莎（中国）
写真提供：WTT
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