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Tリーグ

九州アスティーダとの直接対決制し、TOP名古屋が3位に浮上

 日本国内の全国大会、世界選手権、WTTなどの国際大会開催による中断を経て12月より再開されたノジマ Tリーグ2021-2022シーズン。本日、東京都・大田区総合体育館で行われた試合では、トップおとめピンピンズ名古屋が九州アスティーダに勝利し、3位へと浮上した。

 

2021−2022 ノジマTリーグ女子】東京都・大田区総合体育館
〈トップおとめピンポンズ名古屋 31 九州アスティーダ〉

○岡田琴菜/大川真実 8、-7、10 橋本帆乃香/塩見真希
○鈴木李茄 7、-5、8、7 横井咲桜
安藤みなみ 6-9-359 面田采巳

 サマラ -6、-8、-5 橋本帆乃香○

 

 TOP名古屋は1番のダブルスで岡田/大川が最終ゲーム7-10から5本連取で逆転勝利。2番は元インターハイ女王・鈴木と現インターハイ女王・横井の対戦となったが、鈴木がサービス・レシーブ、緩急をつけた両ハンドで横井の連打を封じ、見事にシングルス起用に応える。

逆転勝利の岡田/大川

鈴木は新旧インハイ女王対決に勝利し、大きな1勝

 

 王手をかけたTOP名古屋は安藤が面田の連打に苦しむもうまくミスを誘い、フルゲームで勝利を収め、チームの勝利を決めた。今季初の4-0勝利といきたいTOP名古屋だったが、九州アスティーダ・橋本が立ちはだかる。今シーズン初出場となったサマラをカットの変化と攻撃で翻弄し、ストレートで勝利し、意地を見せた。

逆転でチームの勝利を決めた安藤

九州アスティーダは橋本が一矢報いる

 

 勝ち点4獲得はならなかったTOP名古屋だが、この勝利で勝ち点を13に伸ばし、試合前まで勝ち点12で3位につけていた九州アスティーダを抜いて3位に浮上。勝ち点14で2位につけている日本生命レッドエルフに勝ち点1に迫った。現在、日本ペイントマレッツが勝ち点27で首位を独走しているTリーグ女子だが、2位以下は混戦が続きそうだ。

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