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大会報道

【新潟全中】混戦の女子個人戦、8強が出揃う。貝塚二勢が3名準々決勝へ

「全中」(第55回全国中学校卓球大会)の試合2日目となる8月24日、午前中の団体戦のあとに個人戦(シングルス)がスタートし、1~4回戦が一気に行われた。4回戦(ベスト8決定戦)の結果は以下のとおり。

●女子個人戦4回戦
髙橋青葉(星槎) 3−2 新谷莉央(四天王寺)
香川さくら子 (貝塚二) 3−0 赤嶺登愛 (府中四)
金田優陽(入谷南) 3−0 水元心愛(明徳義塾)
伊藤友杏(貝塚二) 3-2 瓜生日咲(星槎)
佐藤希未(貝塚二) 3-2 藤本和花(星槎)
井上 真夕(四天王寺) 3-1 持田 桜奏(横浜隼人)
渡会宥(四天王寺) 3-1 外山みちる(武蔵野)
面手 一花(山陽学園) 3-1 伊藤心咲 (北押原)

第1シードの新谷(四天王寺)は順当に勝ち上がったが、4回戦で髙橋(星槎)と激戦の末に惜敗。また第2シードの吉田(明徳義塾)は初戦となる2回戦で小林(日本平クラブ)にゲームオール8本で敗れた。

新谷と髙橋はレベルの高い打撃戦となった

吉田は小林のミスの少ないラリーの前に無念の初戦敗退

4回戦で随一の激闘となったのが佐藤(貝塚二)と藤本(星槎)の一戦。高いレベルの両ハンドドライブを武器にしながらも、要所で回り込みのフォアドライブを見せるパワフルなプレーを見せる両者の対決は、激しい打撃戦に。4ゲーム目をジュースで奪って最終ゲームに勝負を持ち込んだ佐藤が、最後はバックドライブの応酬のラリーをものにして勝利。

藤本を激戦の末に下して大きなガッツポーズを見せた佐藤(手前)

カットの瓜生(星槎)や、ペン裏+表の持田(横浜隼人)らも存在感を見せる中で、攻撃力の高いシェークドライブ型と異質速攻型の8名が、明日の準々決勝進出を決めた。

ペンホルダーとして唯一16強入りを果たした持田。フォアのスピードドライブとバック表のミートを武器に勝ち上がった

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