6チームが出場した女子超級リーグの第1ステージ、結果は下記のとおり。山東魯能、深圳大学、上海龍騰、黄石基地・華新がプレーオフ進出を果たした。
□2024中国卓球クラブスーパーリーグ
女子第1ステージ成績
1位:山東魯能(5勝0敗)
2位:深圳大学(4勝1敗)
3位:上海龍騰(3勝2敗)
4位:黄石基地・華新(2勝3敗)
↑↑↑ 上位4チームはプレーオフ進出 ↑↑↑
5位:上海華東理工(1勝4敗)
6位:成都高新若水居(0勝5敗)
□上位チームの主な対戦結果
〈山東魯能 3−1 深圳大学〉
范思琦/銭天一 −9、−5、−11 覃予萱/蒯曼◯
◯陳幸同 6、7、2 呉咏琳
◯銭天一 8、−10、10、7 蒯曼
◯陳幸同 2、6、5 覃予萱
〈山東魯能 3−0 上海龍騰〉
◯范思琦/銭天一 5、−10、3、7 陳熠/劉煒珊
◯陳幸同 6、6、12 何卓佳
◯銭天一 −10、7、7、12 劉煒珊
〈山東魯能 3−0 黄石基地・華新〉
◯徐奕/銭天一 8、5、6 巫嘉恩/姚睿軒
◯陳幸同 7、6、6 木原美悠
◯銭天一 −14、8、5、5 姚睿軒
〈深圳大学 3−0 上海龍騰〉
◯覃予萱/蒯曼 −9、9、5、7 陳熠/馬小惠
◯呉咏琳 9、7、9 孫銘陽
◯蒯曼 7、5、8 馬小惠
〈深圳大学 3−0 黄石基地・華新〉
◯蒯曼/覃予萱 8、−8、6、6 鄭先知/木原美悠
◯孫穎莎 7、4、7 姚睿軒
◯覃予萱 11、13、−6、−5、8 木原美悠
山東魯能はエースの王曼昱を発熱で欠きながら、陳幸同・銭天一・范思琦という分厚い選手層で悠々の1位通過。ここ数シーズン、優勝争いを繰り広げてきた深圳大学との全勝対決は、深圳大学のエース孫穎莎が出場せず、山東魯能が3−1で勝利した。孫穎莎は結局、シングルス1試合・ダブルス1試合の出場に留まっている。12月上旬のITTF混合団体ワールドカップまでのハードスケジュールを考えればそれも納得。王曼昱ともども12月30日〜25年1月1日に上海で行われるプレーオフに照準を合わせているのだろう。
3位は何卓佳・劉煒珊・陳熠の上海龍騰。そして木原美悠が所属する黄石基地・華新が終盤の2連勝で、プレーオフ圏内の4位にすべり込んだ。木原のシングルス7試合での戦績は下記のとおりだ。
●木原美悠(黄石基地・華新/木下グループ)
〈シングルス〉
−7、−6、−6 陳幸同(山東魯能)◯
−3、−8、−6 劉煒珊(上海龍騰)◯
−11、−13、6、5、−8 覃予萱(深圳大学)◯
−7、8、9、9 王芸迪(上海華東理工)
5、6、6 張翔宇(上海華東理工)
3、7、6 楊玉鑫(成都高新若水居)
9、−9、7、−8、7 袁媛(成都高新若水居)
★シングルス4勝3敗
世界ユースU15女子シングルス優勝の姚睿軒、チャイニーズタイペイ代表の鄭先知らと超級リーグを戦った木原。チームは3連敗を喫するも、4戦目の上海華東理工戦で木原が世界ランキング3位の王芸迪に勝利し、ラストでも張翔宇に完勝。続く成都高新若水居戦でもシングルス2勝を挙げ、チームをプレーオフへと導く大活躍だ。
12月29日に代々木第二体育館でTリーグの九州アスティーダ戦を控えている木原。そこからプレーオフ出場のため、上海へ移動する強行軍となりそうだ。プレーオフは厳しい戦いだが、日本選手が出場するだけでも快挙。好調を持続し、さらなる大物食いといきたい。
写真提供:ピンパン世界
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