卓球王国 2024年12月20日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
欧州リポート

新シーズン突入の欧州各国リーグに松平賢二、坂根翔大、中村煌和が出場

 すでに開幕したドイツ・ブンデスリーガをはじめ、新シーズンがスタートした欧州各国リーグ。日本選手の出場の情報も届き始めている。

 

 オーストリア・ブンデスリーガのウィーナー・ノイシュタッドに加入し、久しぶりに欧州でプレーすることとなった松平賢二(協和キリン)はライファイゼン・ケネルバッハとの開幕戦に出場。1番で黒星を喫するスタートとなったが、ダブルスと5番で勝利し、チーム開幕戦白星に貢献した。

 

【2022-2023 オーストリア・ブンデスリーガ】

〈ウィーナー・ノイシュタッド 4-2 ライファイゼン・ケネルバッハ〉

 松平 8、-9、8、-10、-3 プフェッファー○

 コジッチ -10、4、9、-8、-4 スクレンスキー○

○ウェッツェル 10、-9、7、4 トート

○松平/ウェッツェル 8、8、9 プフェッファー/トート

○松平 5、-10、7、7 スクレンスキー

○コジッチ 1、6、-4、-5、2 プフェッファー

松平賢二(写真は2022年前期日本リーグ)

 

 

 今シーズンよりポーランド・スーパーリーグのアウフィス・グダニスクに加わった坂根翔大(関西卓球アカデミー)は大規模卓球イベントの一環として行われた「ファイナル4 LOTTOスーパーリーガトーナメント」に出場。会場はなんとサッカー場のワルシャワ国立競技場。坂根は昨シーズンの上位4チームによって争われるこのトーナメントで準決勝・決勝と勝利をあげてチームの優勝に貢献した。

 

【ファイナル4 LOTTOスーパーリーガトーナメント】

●準決勝

〈アウフィス・グダニスク 3-0 デコルグラス・ジャウドヴォ〉

○坂根 5、5、3 ミシュコルカ

○トマシュク 8、7、11 レワンドフスキー

○ワン・ツォンイー 6、8、5 ルトコフスキー

 

●決勝 ※4番以降は3ゲームズマッチ

〈アウフィス・グダニスク 3-2 グヴィアズダ・ビドゴシチ〉

○坂根 3、4、7 ムラフスキー

 マレッキ -2、-9、-10 グレラ○

○トマシュク 8、3、6 ルカシェフスキー

 坂根 -9、6、-8 グレラ○

○トマシュク/マリッキ -8、1、5 ルカシェフスキー/マイクシャク

坂根翔大(写真は2022年前期日本リーグ)

 

 また、同じくポーランド・スーパーリーグのスヘドニュフに加入した中村煌和(愛工大名電高)は8月28日のリーグ開幕戦に出場。元グランドファイナルU21王者のツムデンコ(ウクライナ)と対戦し、フルゲームまでもつれた末に1勝をあげた。

 

【2022-2023 ポーランド・スーパーリーグ】

〈スヘドニュフ 3-2 オキシネット・ヤロスワフ〉

○フローラス 12、10、4 クルチェツキ

○中村 -8、9、-6、6、8 ツムデンコ

 バク -8、-14、-3 アバシ○

 フローラス 4、-10、-8 ツムデンコ○

○バク/キリネク 8、-6、4 クルチェツキ/アバシ

中村煌和(写真は2022年インターハイ)

関連する記事