団体戦の日本一を決める大会、全日本選手権(団体の部)が10月17〜19日まで、青森県のカクヒログループスーパーアリーナ(青森市総合体育館)で行われている。大会2日目の18日は準々決勝までが行われて、男女でベスト4が出そろった。
【男子団体・準々決勝】
ファースト 3−0 野田学園高
シチズン時計 3−1 日の出医療福祉グループ
協和キリン 3−0 クローバー歯科カスピッズ
早稲田大 3−2 関西卓球アカデミー
青森県出身の神(ファースト)。動きの良さが光った
3連覇を狙うファースト。右は濱野浩監督
男子は2連覇中のファーストがインターハイ優勝校の野田学園高の挑戦を跳ね返して快勝。順当に準優勝に進んだ。
ファーストは準々決勝で、松平健太、神巧也、高木和卓という青森山田中・高卒業のメンバーが出場したが、明日の準優勝には同じく青森山田中・高卒業の丹羽孝希がチームに合流し、ベンチ入りとの情報がある。果たして丹羽の準優勝出場はあるのか!? 注目のオーダーになりそうだ。
準々決勝のラストで勝利した徳田幹太(早稲田大)
実業団チームが上位を占める中で健闘したのがインカレ2位の早稲田大。予選グループでシチズン時計を破って1位で通過すると、準々決勝で関西卓球アカデミーとの激闘を制した。
準々決勝トップでゲームオールジュースで勝利した協和キリンの渡辺裕介
準々決勝で2得点をあげた阿部悠斗(シチズン時計)
男子団体・準決勝の組み合わせ
ファースト対シチズン時計
協和キリン対早稲田大
【女子団体・準々決勝】
中国電力ライシス 3−2 レゾナック
サンリツ 3−1 愛媛銀行
愛知工業大 3−0 ジュニアナショナルチーム
デンソーポラリス 3−1 十六フィナンシャルグループ
主将の木村光歩(中国電力ライシス)が最後をしめた
女子は昨年優勝の中国電力ライシスがレゾナックとラストまでもつれる接戦になり、ラストで木村光歩が出雲美空をゲームカウント1−2の劣勢から逆転。守護神としての力を発揮した。
4番のエース対決で勝利した永尾(サンリツ)
サンリツは予選グループでインターハイ優勝校の星槎国際高横浜を破った愛媛銀行に苦戦しながらも勝利。インカレ優勝の愛知工業大はジュニアナショナルチームを寄せ付けず、デンソーポラリスはトップで失点したが2番以降の競り合いをものにした。
健闘した愛媛銀行。トップで勝利した塩屋(愛媛銀行)
準々決勝で2得点を重ねた野村萌(デンソーポラリス)
女子団体・準決勝の組み合わせ
中国電力ライシス対サンリツ
愛知工業大対デンソーポラリス
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