世界選手権成都大会(団体戦)の閉幕から10日余り。10月21日発売の卓球王国12月号は、早くも世界選手権成都大会の大特集号。迫力満点の写真と記事満載でお届けする。
今回の成都大会では、シンガポールとドバイからITTF(国際卓球連盟)のチャーター便に乗らなければ、外部との接触を遮断する開催方式「バブル」の中に入ることができなかった。東京・成田から成都まで、コロナ前の直行便なら往復12時間ほど。今回はシンガポールでの乗り継ぎの悪さも相まって、実に往復56時間。私たちメディアだけでなく、選手も状況は同じだった。
ボルやオフチャロフ(ともにドイツ)をはじめとするトップ選手の欠場、出場チームの減少は寂しいところだが、チウ・ダンやドゥダの活躍で男子団体準優勝のドイツなど、トップの影に隠れていた渋い実力派、初出場の若手がコートを賑わせた。日本チームの選手たちも、世界ランキングのポイントはつかなくても全力でのプレーを貫いた。
3年後の2026年大会で、第1回大会から100周年を迎える世界選手権。その熱気はやはり世界選手権でしか味わえない。厳しい環境下だったからこそ、より熱く盛り上がった大会の模様を、ぜひページでも味わってください(柳澤)
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