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6カ国から150名が参加。ドデアン(ルーマニア)がジュニア以下の国際大会を開催

ルーマニア代表として世界選手権13大会出場、五輪4大会出場、2007年世界選手権ベスト16、そしてヨーロッパ選手権でも数々の成績を残しているダニエラ・ドデアン-モンテイロが、故郷のルーマニア・アラドに昨年開設した自身の卓球アカデミーにて、ジュニア以下を対象とした国際トーナメント『第1回 ダニエラ・ドデアン アカデミー カップ』を開催した。

 

5月25〜28日の4日間、地元の大学と提携の施設で卓球台12台に観客席も設置された本格的なアリーナ「ダニエラ・ドデアン・アカデミー」で行われたトーナメントには、開催地のルーマニアをはじめ、ハンガリー、セルビア、モルドバ、イタリア、ドイツの6カ国から約150人の選手が参加。開会式には、アラド市の市長も駆けつけるなど、町をあげてのイベントとなった。
大会は、U11(ミニカデット)、U13(ヤングカデット)、U15(カデット)、U19(ジュニア)の年代別で、それぞれ男女団体戦とシングルスの合計16種目が行われ、各種目の上位入賞者には、ドデアンがアドバイザリースタッフを務めるバタフライ提供の卓球用品などが授与されるなど、参加した子どもたちは笑顔を見せた。

選手に賞品を手渡しするドデアン。やさしい顔をしてます

 

賞品にはバタフライ製品がズラリ。「私を支えてくれているバタフライさんに心から感謝しています!」(ドデアン)

 

大会を開催したダニエラ・ドデアン-モンテイロのコメント
「このような素晴らしいイベントをこの小さな町(アラド)で初めて開催できたことを、誇りに思います。
大会に参加した子どもたちは、初めてアラドのアカデミーに来て、試合をして、そして素敵な賞品を手にして喜んでいました。U15で優勝した女の子は、うれしさのあまり涙を流していました。バタフライの支援で賞品を用意することができ、子どもたちのうれしそうな顔を見ることができ、とてもうれしく思っています。
私は両親を亡くし、人生の中で非常に困難な時期を過ごしましたが、このトーナメントを開催し、子どもたちの喜ぶ姿を見ることで乗り越えることができました。
来年はもっと多くの子どもたちに参加してもらい、もっと多くの賞を準備し、子どもたちのためにもっと良い大会を開きたいと思います」

 

アカデミーの運営を担当しているのは、ドデアンの一番上のお兄さん(左端)。アラド市長や関係者との一枚

 

ドデアンの隣のお方は、クリサン選手(元ルーマニア代表)のお兄さんだそうです

 

写真提供:ダニエラ・ドデアン-モンテイロ
協力:バタフライ(梅村礼氏)