台湾・台北で開催された「第4回 世界ろう者選手権」は個人戦5種目が終了。女子ダブルスでは日本ペアが1・2フィニッシュを果たし、女子シングルスでは亀澤理穂が準優勝に輝いた。
【男子シングルス】
灘光晋太郎:ベスト8
川口功人:予選リーグ敗退
伊藤優希:予選リーグ敗退
亀澤史憲:予選リーグ敗退
【女子シングルス】
亀澤理穂:準優勝
山田萌心:ベスト8
山田瑞恵:ベスト8
木村亜美:ベスト8
【男子ダブルス】
川口功人/伊藤優希:ベスト8
灘光晋太郎/亀澤史憲:2回戦敗退
【女子ダブルス】
亀澤理穂/木村亜美:優勝
山田萌心/山田瑞恵:準優勝
【混合ダブルス】
川口功人/山田萌心:ベスト8
亀澤史憲/亀澤理穂:べスト8
女子ダブルス決勝は日本ペアによる同士討ちとなり、亀澤理穂/木村亜美が山田萌心/山田瑞恵(旧姓:川﨑)をストレートで破って優勝。亀澤は第2回大会で上田萌とのペアでも女子ダブルスを制しており、これが2度目の優勝。木村は世界ろう者選手権初出場で頂点に立った。準優勝の山田萌/山田瑞も準決勝で第1シードのウクライナペアに4-3で勝利するなど健闘を見せた。
女子シングルスでも決勝へと進んだ亀澤は第1シードのユルコバ(スロバキア)をフルゲームまで追い詰めたが惜敗。女子団体、女子ダブルスを制して三冠に迫ったがあと一歩届かず。それでも、その活躍に拍手を送りたい。
男子シングルスは3名が予選リーグで敗退と苦戦が続く中、灘光晋太郎が唯一決勝トーナメントへ進出。1回戦をフルゲームで勝利し、準々決勝も粘りを見せて3-4と食らいついたが、惜しくもメダルを逃した。男子ダブルスでは川口功人/伊藤優希が準々決勝に進むもメダル獲得はならず。混合ダブルスも出場した2ペアがメダルにあと一歩届かずベスト8で終戦となった。
直前に開催されていた「第1回 世界ユースろう者選手権」と合わせて、今大会で日本は12個のメダルを獲得。2025年に日本で初めて開催される第25回デフリンピックに向けて、大きくジャンプアップする大会となった。
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