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【東京パラ】技巧派異質攻守の八木克勝、1回戦で惜敗

予選リーグを通過したクラス7(立位)の八木克勝(WR7)。男子シングルス1回戦(ベスト8決定)の相手はユーセフ(エジプト/WR8)だ。腕の短さを脚力でカバーし、裏ソフトと粒高によるアグレッシブかつテクニカルな異質速攻を見せる八木。対するユーセフは、柔らかいタッチを誇るドライブ型で、台からやや距離を取って対応。試合は終始、見応えのあるラリーが展開され、一進一退の攻防となった。第2ゲームを逆転で奪った八木は、第3ゲームも追い上げてジュースに持ち込んだが及ばず。第4ゲームも両者譲らずの広角に打ち分けるラリーが展開されたが、ユーセフに軍配。試合が決まった瞬間、両者とも床に倒れ込み、それぞれ喜びと悔しさを全身で表した。敗れた八木だが、クラス7同士で組む井上全悠との団体戦(男子クラス6-7)で、悔しさをぶつけてほしい。

【男子シングルス1回戦】
ユーセフ(エジプト) 9、-9、11、8 八木克勝

 

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